メア皇子作のドレス画 ページ26
〜次の日 メア皇子の部屋〜
ｺﾝｺﾝ
『失礼します。メア皇子、約束の朝ですよ』
メア皇子『…遅かったな』
『待っててくださったのですか？って、メア皇子！いつもにまして顔色が悪いですよ！！』
メア皇子『…どうでもいいことだろ…ちょっと寝てないだけだ』
『また徹夜をしたのですか？夜は寝られた方が…』
メア皇子『…うるさいな。そんなのオレの勝手だろ。本当にうっさい』
『ですが…』
メア皇子『…まぁいい…これやるから、さっさと帰れ』
そう言ってメア皇子は、私にドレス画を渡してくれました。そのドレス画は決め細やかに、そして的確に描かれていました
『もしかして、このドレス画を描くために徹夜してくださったのですか！？』
メア皇子『…まあな。これはセレンファーレンの皇家の奴が、儀式とかで着る伝統的なドレスを参考にしてる』
『えっ！』
メア皇子『そのままだと、問題だけど参考なら問題ない。胸のとこの刺繍、セレンファーレンの国章からイナコのに変えているしな』
『そうなのですね』
メア皇子『今から仕立てさせれば戴冠式には間に合うだろ。そのドレスなら戴冠式で恥をかくことは絶対ない』
『…ありがとうございます！メア皇子！』
メア皇子『別に…気が向いて調べものをしたついでだ……感謝とか…ウザイんだよ』
『でも、本当に絵がお上手ですし、細部にわたってびっしり描かれていますよね。すごい…！』
メア皇子『キュアランのドレスの手直しさせるから、こういうのは慣れてる』
『そうおっしゃっておりますけど、こんなに細かいデザイン画は頑張っていただかないと出来ませんよ』
メア皇子『デザインの一部に…キュアラン風の飾りを入れたりしてたら気分がよかった。キュアラン風って思ったら、思わず、お揃いでオレの服のデザインも描いたくらいだしな…♪』
いつでもどこでも、忍び寄るキュアラン様のネタ！そこは変わりませんね
『それでも嬉しいですよ。ありがとうございます、メア皇子』
メア皇子『何回もうるさい…。バーカ、バーカ』
この憎まれ口ですけどね…でも、自然と笑顔になってしまいます♪
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アクア(プロフ) - ゆうゆうさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2017年2月2日 22時) (
レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆう(プロフ) - 初めまして！アクアさんの小説を拝見させてもらってます！loveendもdameendも見たいんですが、loveendの方が見たいです！更新頑張ってください！！誤字、脱字あったらすみません… (2017年2月2日 21時) (レス) id: 7b0730e17c (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - シノさん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張りますね♪ (2017年1月31日 20時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
シノ - はじめまして！いつも楽しく拝見させてもらってます！loveもdameもみたいですが、どっちかと言うとloveの方が見たいです！ (2017年1月31日 20時) (レス) id: f1d999b7f3 (このIDを非表示/違反報告)
アクア(プロフ) - ちあきさん» ありがとうございます！とても嬉しいです♪これからも頑張りますね！ (2017年1月5日 17時) (レス) id: 3338b51ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィリア | 作成日時：2016年11月25日 23時
