BALL62 ページ17
別に彼を拒否する理由もないし、｢うん。ちょっと離れた所行く？｣と気を遣って言う。
言われる側のAも、この空気は告白だなと直ぐに察した。
だが、｢いえっ、ここで大丈夫です…もう人も居ませんし…。｣とキョロキョロ周りを見ながら言われる。
確かに、門まで向かっている人達はだいぶ過ぎ去り、この場にいるのはAと男の子とそばの野球部だけだ。
｢そうしよっか。｣と笑って、彼の名前を聞いた。
｢名前なんて言うの？｣
末｢あ、一年の末永郁人(ｽｴﾅｶﾞｲｸﾄ)といいます。｣
｢末永君ね。｣
末｢っ！はい！！えぇっと…それでお話があって…。｣
｢何かな？｣
末｢そのっ、俺…Aさんを初めて見たのが青道の学校公開で来てた中三の頃で…。
そん時のAさんが、スゲェ可愛いくて…。｣
｢うん。｣
末｢ずっと会いたくて、悩んでた進路をここに決めたんです。｣
｢あはは、私すごい決断させちゃったな。それで？｣
末｢…っだから、そのっ…俺と付き合っ、｣
付き合って欲しい。
そう言おうとした途端、｢すず、じゃなかった…A、何やってんだ？｣と5mくらい先から声をかけられた。
｢いやタイミング読めや。｣とその場にいる全員がツッコむ。
正体は、倉持だ。
と言っても、彼はAが告白の真っ最中だなんてことを全く知らないし、仕方ないといえば仕方ない。
空気読めという念を送って、｢おー洋一。日直？亮先輩に怒られるよ。｣と笑いかける。
そのいつもとは違う雰囲気を察したのか、｢…あ、悪ぃ…。｣と謝りながらそそくさグラウンドに入ろうとした。
すると、驚いた末永が突然突拍子もない発言をする。
末｢Aさん…倉持先輩と付き合ってたんですかっ…？｣
｢………うん？？;;｣
倉｢は？｣
とんでもない誤解がうまれた予感。
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み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 諸行無常系女子さん» ありがとうございます〜！小湊兄弟ホント推せますよねっ…！！ (2019年3月24日 2時) (
レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
諸行無常系女子 - すごく面白いです！楽しく読ませてもらってます！春市くん可愛すぎて尊いです！！これからも頑張ってください！(*≧∀≦*) (2019年3月22日 13時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
南 - あわわ！お返事頂けるとはっ!! 二遊間良いですよね!!私も推しコンビです^^* これからも読みます＼(^o^)／ (2019年2月1日 1時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - 南さん» ひぇえ！ありがとうございます！！そんな感想言ってくださるだけで、書く気力が上がりますっ…(涙) 私も二遊間好きなので、ついつい出しすぎてしまいます笑 良ければこれからも読んであげてください！ (2019年1月27日 1時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
南 - めっちゃ面白いです！！亮さん推しなので、胸を貸してくれるシーンで萌えました笑 更新待ってます！ (2019年1月26日 18時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
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