私、四葉です 弐【刀剣乱舞】

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短刀達の言葉を信じて



短刀達に走ってついていくと






嫌な気持ちになりながら粟田口の部屋に向かっているのが分かった





胃が急に痛くなり始める









それを無視して今は短刀達について行った







「やっときた！！」



粟田口の部屋の前には



鯰尾藤四郎と骨喰藤四郎がいた




さっき叫んだのは鯰尾だった






部屋を見ると



加州さんは本当に気を失った一期さんの首に刀の刃を当てながら



こちらを睨んでいた






「ほら！審神者は連れてきたんだから、さっさといち兄を解放してよ！！」




え、なに？私、生贄！！！







「……ダメ、まだ、話が終わってない」



鯰尾は盛大に舌打ちした



こっわ！！！






ため息つきたいのをなんとか我慢して



雰囲気的に前に出ておく





「あんたのせいで安定が変わった………



人間なんて信じれるかって言ってた安定が




お前を信じるとか本当、意味わかんない！！」




「…………」



加州さんの辛そうな顔を見ると



仲を破綻させてしまったことへの罪悪感が湧いて出てくる








「あんた、前の本丸を見習いに奪われたんだって？




ざまあないね！




お前みたいに馬鹿のひとつ覚えみたいに



助けてもらうしか脳のないやつは



普通の刀剣からも見放されるんだよ！！！」






加州さんの言葉に目が熱くなる









『どうして、貴方が主なのかとずっと考えていました。



どうして私達は貴方の刀なのですか？』



『こんな本丸なら！！顕在なんてしてほしくなかった！！！』



『手入れしたら痛みも傷も治るから



良いと思ってるの？』









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『信じてくれないの？』



『君じゃなかったら信じていたかもね』





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