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伊野尾side
ネットニュースでも、大ちゃんのことでいっぱいだった
『Hey!Say!有岡、トラックに轢かれる』
『JUMPの有岡大貴、意識不明の重体、まだ意識は戻っていない』
『HSJ有岡、轢かれて意識不明、ファンも悲鳴を上げている』
「結構伝わっちゃってるな…」
こんなことをしているうちに、8時になった
「そろそろ時間だし…行こっと」
車に乗って薮の家に向かった
何分かすると薮の家に着いた
ピンポーン
インターホンを押すとすぐに声がした
「はい…」
「俺だよ、やぶぅ」
「…誰ですか？」
「やぶぅひっでぇ！伊野尾慧です！」
「はは、知ってるよ」
ガチャ
中から鍵が開く音がした
「お邪魔しまーす」
「どーぞ」
「おっ！山田と知念、光じゃん、おはよー」
「おはよ、伊野ちゃん」
「伊野尾、おはよう」
「伊野ちゃんおはよ」
「山田と知念、目が腫れてるじゃん」
「あったりまえじゃん…昨日も家帰って大ちゃんと撮った写真とか見たら、泣けてきたんだよ…」
「…そっか」
「僕も…大貴が起きないはずないのに…不安になって…」
「…そうだよね、ネットもテレビも大ちゃんのことでいっぱいだった」
「そうだな、早く起きてほしいね」
「うん…」
こんな話をしている間に、大ちゃん以外のメンバーが集まった
「じゃあ行こっか」
「そうだね」
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作者名：ありきんぐ | 作成日時：2018年12月27日 20時
