◇ ページ3
有岡side
ピピピピ ピピピピ
「んぅ、うるさいな…」
カチャ
目覚ましを止めて、二度寝をしてしまった
次に起きたのは、9時10分ごろ
「今、なんじだ？」
目覚まし時計を見ると9時10分…
「やっべぇ！思いっきり遅刻じゃん！もぉー俺のバカ！早く寝て、目覚ましもかけたのにぃ！」
髪の毛も寝癖がついててボサボサ
髪を軽く整えて、パンを少し食って、歯磨きや洗顔をした
そのあと、パジャマから着替えて急いで家を出る支度をする
「あぁ！そうじゃん！マネージャー来ないんだった！…一応伊野ちゃんに遅れるって連絡しよ」
だいきんぐおはよ!伊野ちゃん!ごめん、さっき起きた!ちょっと、遅れる!ごめんね!
「既読つくのはや…あっ返信きた」
いのおけいやっぱり?みんなどうせ寝坊だろって呆れてたよ笑なるべく急いで来なね、事故とかには気をつけてね!
「あぁ、やばい、時間ねぇ、もうでないと」
そう言って急いで家を出た
ここからスタジオまで、20分くらいかかる
急がねーと…
少し早足でスタジオに向かった
「はぁはぁ、うわ、信号赤じゃん！」
信号に文句を言って、休憩する
「あー疲れた…ヒカに怒られる…こわいよ、まっ俺が悪いんだけど」
独り言を言っているうちに、信号は青に変わっていた
俺は全速力で走った
すると、横から物凄い速さで突っ込んでくるトラック
俺は、びっくりして、走るのをやめてしまった
走り続けていても間に合わないと思ったから
そんくらい、トラックは速かった
「…え？」
その瞬間、勢いよくトラックに轢かれた
ドン！
俺の体は宙に浮いて、地面に打ち付けられてしまった
「キャーーッ！」
周りからの悲鳴や、心配される視線
頭をものすごい勢いで打った俺は、意識を失ってしまった
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作者名：ありきんぐ | 作成日時：2018年12月27日 20時
