【SVT】say the name ! seventeen のマネちゃん (ページ3)

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アコギの彼、ページ3

ジョシュアがギターを弾く時、練習する時、私は大概彼のそばにはいない。何故か他のマネヒョンが付いている時に弾いている。「特に他意はない」と彼は言うけれど、そんなたまたまはないでしょと思う。

でもこの日に限っては彼がギターを弾いているところに遭遇できたのだ。

事務所にシュアがまだ残っている、と聞いたので明日のスケジュール確認のために彼がいる部屋に寄ると軽やかなアコギの音が聞こえてきた。

少し扉が開いていて、そっと中に入ろうと部屋の中を覗くとすらっとした脚を組んでコードを丁寧に追いながら一人歌う彼が目に入って、なんだか目がチカチカした。ほんとに貴公子じゃないの。

(彼のあの雰囲気に魅せられるんだろうなぁ)

そんなことをぼやっと思いながら扉をノックした。

『おっ、シュアが練習してるところ初めてみたなぁ』
『私の前じゃ練習してる姿見せてくれないからこれが初めてだよ。やっぱ様になってるね』

「・・・・・から。」

『なんて？』

「かっこいいとこしか見せたくないから」

『うわ、なんか恥ずかしいな。CARATの気持ちがよくわかるわ』
『あ、明日のスケジュールなんだけど…』

切り替えて仕事の話をすること10分

『それじゃ、練習頑張ってね。』
『シュアの弾くギターほんとに好きなの私。上手なうえにちゃんと気持ちがこもってるというか、こっちが恋しちゃうというか』

「…好きなのはギターだけ？」

『いや！もちろんギター弾いてるシュアのこともかっこいいし十分推せるよ？』

「それ本気にしてAのこと好きになっちゃうかもよ？ㅋ」

『ほんと、そういうの心臓に悪いからやめた方がいいよ、恥ずかしいわ』

「もっと恥ずかしがってくれていいんだって～ㅋㅋ」
「trust me?(俺を信じて？)」

シュア、破壊力すごいから軽率にそういうことはやめてね…