第11章〜時空の守護者〜 ページ10
特にすることもなくぼんやりとしていると、後ろから軽く肩を叩かれる。
『っ……あぁ、乃亜さんでしたか。驚かせないでくださいよ、もう。』
少し動揺しつつも振り返ると、そこには少し疲れた様子で不安げな表情をした乃亜さんがいた。
乃亜「良かった、無事みたいだな」
私の顔を見るなり、彼女は安心した様子でほっ、と溜め息を吐いた。
『あはは…。もし何かあってもアレならヨグこぶしで一時的に追い払えますから』
乃亜「まぁ、それはそうだが…。それより、何か」
乃亜さんがそこまで言った時に、今まで静かにこちらを見ていたコナン君が駆け寄ってきた。
コナン「乃亜お姉さん、こんなところでどうしたの?」
乃亜「ん?あぁ、キミは…江戸川コナン君、だったか。キミこそどうした?
何か詩織とキミ以外にもたくさんいるみたいだが」
少し目を細めて乃亜さんが辺りを見回すと、苦笑いをしつつコナン君が答えた。
コナン「さっき僕たちを見て詩織さんが唐突に逃げ出したから追いかけてきたからさ、僕たちで追いかけてたんだ」
乃亜「そう、か。…“アイツ”に目を付けられてからでは遅いんだがな……」
小さく溜め息を吐きつつ彼女はそう言った。
そんな私たちに、安室さんたちが寄ってくる。
安室「あなたは詩織さんの知り合いのようですが……今のはどういう意味です?」
乃亜「そのままの意味さ。あぁ、それと私は火神乃亜。詩織とはかなり昔からの付き合いの友人だよ」
それを聞くと、萩原と松田が怪訝な表情を浮かべた。
それはそうだろう、この二人の記憶に、この容姿に該当するような人物はいないはずだから。
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爽@推しに貢ぎたい隊長(プロフ) - この作品大好きです!少しづつでいいので更新お願いします… (2021年3月29日 14時) (レス) id: f8f17f4c0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - クトゥルフではマーシャルアーツ81で神話生物が8あります!(ムーンビーストを少女抱えながら倒しました!(何十体も)松田さん推しです!これからも無理せず頑張ってください!) (2020年9月28日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
雪白 紺(プロフ) - あんこもちさん» コメントありがとうございます!まだダイスを振っていないのでなんとも言えませんが、私としては6番は目の前に警察×2とコナン君がいて書きづらいので出ないようダイスの女神様に祈っています。何が出るかは楽しみに待っていてくださいね。 (2020年3月26日 11時) (レス) id: 0467c1f62a (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 発狂内容が楽しみだなー(白目) (2020年3月25日 22時) (レス) id: 1c5e807086 (このIDを非表示/違反報告)
雪白 紺(プロフ) - o0015amber665さん» コメントの返信が遅れてしまい、すみませんでした。ありがとうございます、そんな風に言っていただけるなんて、とても嬉しいです。最近体調も優れませんし唐突に引っ越しをすることになったので更新がなかなかできませんが、頑張っていきたいと思います! (2020年3月23日 16時) (レス) id: 0467c1f62a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪白 紺 | 作成日時:2019年8月21日 20時