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神「……なぁ、っ、おねがいっ、はぁっ、はぁっ、」
崇「やりたいなぁ、やりたいやりたい。
やけど神ちゃん休まなあかんよ？な？」
神「ぅっ、やすむ、だめ、っ、はぁっはあ、」
崇「だめやない。いいの。神ちゃん、
俺、神ちゃんに休んで欲しい。
俺のおねがい聞いて、あかんか？」
神「……おれ、の、おねがいはっ、はぁっ、ふぅ、」
崇「んー、神ちゃんが元気になったら聞いてあげる。
ちゃんと願えへんと叶わんからな？
やから俺のおねがいから先に叶えて？」
傍から聞いてれば子供と親の会話みたいで、
そんなん神ちゃんには効かへんやろって思ったけど、
今の神ちゃんには�陲舛磴鵑寮竺櫃韻�正解やったみたい。
いやいや言うてたのがぱたりと止んで
「……はまちゃん、のお願い、きく、」
って嘘のように大人しくなった。
崇「ふふ、ええ子や。
じゃあ�陲舛磴鶲貊錣某欧茲辰�なぁ。ええか？」
神「……ｺｸｯ、」
「まじか。なんで、」
崇「俺も分からへん。(笑)
とりあえず寝かせるチャンスやで淳太」
この子の気が変わらんうちに2人がかりで抱き上げて、
また横にならせて、
胸のあたりをトントンすると
また瞳からは涙が零れる
神「……ふぅっ、ぅぅ、っ、」
崇「今日はいっぱい泣いてしまってるなぁ神ちゃん。」
神「……ぅっ、ん、っ、」
「ええよ、いっぱい泣きや？
頑張ってる証拠やからな。」
言葉は出て来おへんけど、
代わりにその涙が何かを伝えてくれてるみたいで、
ぱしぱしと瞬きする度に溢れるから
きっと、不安やったんやろうなぁって、
ちょっと俺も苦しくなった。
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作者名：きりまる | 作成日時：2022年8月31日 23時
