百四十七話 ページ31
杏子side
蘭「何!?この光!」
千鶴「なんだろう。この光。嫌な予感がする」
杏子「(千鶴さんの嫌な予感はよく当たる。だとしたら、マズい!)みんな気を付けて!」
佐藤「今更遅いんですよ!」
佐藤がそう言った瞬間、
パリンッ!
その光は、まるで硝子が割れるような音を発し、そのまま塵となって消えた。
葵「?何が起きたの?」
明仁「さぁ?何が起きたんでしょうね。まあ、何が起きたとしても、恨むのならあの姉妹を恨むんだな」
佐藤「では、杏子さん。最後にお聞きします。明仁の刀剣にはなってくれませんでしょうか?」
杏子「何度も言わせないで!私は、その男の刀剣になるつもりはない!そいつの刀剣になるぐらいなら、死んだ方がマシ!」
三葉「一応言うけど、僕らもお断りだからね?」
市「えぇ。むしろ、その男の刀剣になるだなんて、こちらから願い下げです」
佐藤「そうですか。それは、残念ですね。ならば、
・
・
全員まとめて!!死ね!!!」
そう言った瞬間、しばらく動く様子を見せなかった闇武者達が、一斉に私達に襲い掛かって来た。
杏子「全員!いったん避けるから防ぐかして!その後、すぐに戦闘態勢に入って!」
全女士「了解!」
私はみんなに指示を出すと、皆はそれぞれ闇武者の攻撃を一度やり過ごした。が、
シュッ!
杏子「クッ!」
全ての攻撃を防ぎきることも、避けることさえできない。現に私も、腕を少しかすった。
杏子「っ・・・・この状況、少しマズいかも。みんな何とか耐えて!」
そう指示をした後、私はすぐに戦闘態勢に入った、その時、
ドンッ!
市「ガッ!」
彩奇「!いち姉!」
杏子「!市さん!」
市さんが敵の攻撃を受け、そのまま遠くへと吹き飛ばされた。すぐに、美紀と秋希が市の傍に駆け寄り、状態を確認した。
美紀「大丈夫!気を失ってるだけだよ!」
夏樹「ホッ、良かった」
桔梗「安心するには、まだ早い。急いでこいつらを片してすぐに、元の場所に戻って手入れをしないと、ここにいる全員、最悪折れる」
蘭「一応聞くけど、貴方体調の方はどうなの?」
桔梗「ハァ・・・・、ギリギリと言った所ね。立ってるのもやっとなくらいだよ。今も少しだけ、目眩がする」
華蓮「なら、長くここにいるわけにはいかないね」
蘭「そうね」
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