百三十一話 ページ15
(人1)side
私が元政府であったことを長義に暴露されしまった後、そのまま自分が元政府であったことを説明した。
青江「へぇ〜、主って元政府だったのか。これは驚きだね。鶴丸ではないよ」
鶴丸「何故最後の一言が俺なんだ」
伽羅「膝丸は知っていたのか?」
膝丸「いや、まったく」
(人1)「ごめん。だって、私が元政府だって言ったら、混乱してしまうと思ったから」
蜂須賀「まあ、誰にでも言いたくもないことはあるしな」
前田「でもまさか、主様が元政府だったとは」
五虎退「び、びっくりしました」
陸奥守「あぁ〜、だから初めて会った時の服装やら口調が堅苦しかったんじゃな!」
小夜「そういえば」←実は初鍛刀
(人1)「アッハハハ(^^;」
まったく、長義は。まあ、黙っていてほしいなんて言わなかった私も悪いし、仕方ないか。そう思っていると、
バタバタバタ・・・・スパン!
「(人1)!」
(人1)「ビクッ!(人2)?」
(人2)が勢いよく障子を開けて入って来た。
(人1)「どうしたの?そんなに慌てて」
(人2)「それが大変なの!」
(人1)「何が?」
(人2)「杏子達が、いなくなったの!」
(人1)「!?」
杏子達がいなくなった?どういうこと?
杏子side
杏子「・・・・んぅ・・・あれ、ここは?」
確か、妙な二人がいたから声を掛けて、その後、どうなったっけ?そう思いながら起き上がると
「杏子!」
三葉の声が聞こえた。聞こえた方向を見ると、そこには遡行軍らしきものが刀を振り上げてこちらに斬りかかろうしていた。私はすぐに振り下ろされると同時に離れた。
少し油断していたところもあり、右腕にかすり傷ができてしまったが、そんなことは今はどうでもいい。状況確認をしなきゃ。
そう思いながら見渡してみると、周りは黒と白が混ざり合っているような空間が広がっていて、周りには何千何万という遡行軍がおり、私以外のみんなが重傷になりかけながら戦っていた。
その中には風香と桔梗の姿もあり、二人共それぞれに楓や美紀が傍にいた。よく見ると、風香は少し過呼吸気味となっていた。
すぐにでも彼女のもとに行きたいけど、今は周りにいる敵をどうにかしないと。そう思いながら、私は向かってくる敵をどんどん素早く斬っていると、
「おやおや、見た目だけでなく、戦っている姿まで美しいとは、素晴らしいですね。杏子さん」
後ろから不気味な声が聞こえた。振り返るとそこには、桔梗を苦しめた明仁と細身の男が立っていた。
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