三十七話 ページ42
堀川side
古い建物だけあって、ちょっと薄暗いなぁ。佐藤って男はこんな薄暗い所でどうやって過ごしていたんだろう?
夜目でも効いてたのかな?なんて考えながらも、刀剣女士の僕をみつけるべく辺り見渡しながら、隈なく探していた。
そしたら、他の場所とは古い建物とは裏腹に、まだ新しい鉄の扉をみつけた
堀川「あそこだけ新しいって事は、もしかして」
そう思いながら、僕はすぐにその扉に歩み寄って見ると、
ジャラ
中で鎖の音が聞こえた。すぐにドアノブに手をかけ、ギィーと言う音が建物内に響くと同時にその扉を開けて中に入ると、
堀川(女)「ハア・・・・ハア・・・・だ、れ?」
思った通り、女の僕がそこにいた。けど、女の僕は何かに怯えるかのように呼吸を乱しながら僕から逃げようと、後退りしていた。
僕がゆっくりとその子に歩み寄ろうとすると、その子は更に後退りして逃げようとしていた。まずは落ち着かせないとだよね。
そう思いながら、僕は直ぐに彼女の目線に合わせて膝を付いた。
堀川「大丈夫だよ。僕は、君に危害を加える様なことはしない。大丈夫」
そう言うと、女の僕は呼吸を乱しながらも、僕の方を向いた。
堀川「そっちに行っていい?」
堀川(女)「・・・・・ハイ」
堀川「ありがとう。ごめんね」
そう言いながら、僕は女の僕の傍に歩み寄ってすぐ、また彼女の目線に合わせた。
堀川「触れても大丈夫?」
堀川(女)「っ・・・・コクッ」
堀川「ごめんね。少しだけ、触るよ」
そう言いながら彼女の頬に触れると、一瞬身体を震えたけど、取り敢えずは大丈夫そうではあった。けど、呼吸はまだ乱れていた。
堀川「(まずは落ち着かせないと)少し、呼吸を落ち着かせよっか。大丈夫。僕に合わせて、ゆっくり深呼吸をして」
そう言うと、彼女は首を縦に振った。それを確認した僕はゆっくりと深呼吸をすると、彼女もゆっくりと深呼吸をした。
堀川「そう。上手だよ」
堀川(女)「スゥー・・・・ハァ・・・・スゥ・・・・ハァ・・・・」
堀川「落ち着いた?」
堀川(女)「・・・・・はい」
堀川「うん。顔色も、いつもよりはマシになってる。もう大丈夫そうだね(あとは(人2)さんに教えて貰ったあれだけだけど、流石に嫌がるかな?)・・・・ねぇ」
堀川(女)「?」
堀川「これからすること、嫌だったら、殴ってね」
堀川(女)「えっ?な・・・んっ」
そう言いながら、僕はそのまま彼女に口吸い、つまり主さん達の所で言うキスをした。
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KICU(プロフ) - 勘違いではございません!私自身間違えていました!鮭。さん。教えていただきありがとうございます。続編も作成・修正中ではありますが、続編でも楽しんでください。 (2020年10月12日 3時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
鮭。 - 申し訳ありません。僕の勘違いかもしれませんが【へし切長谷部】くんは「切り」に送り仮名がないように感じます。僕が間違っていたら本当に申し訳ないです……。この小説、とても好きです!!更新頑張ってください!続編を今から見に行きます!! (2020年10月11日 21時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - なん、ですと!?教えていただきありがとうございます!最近こっちの小説の方は見なかったので気付くのが今になってしまいましたが、 絢斗さん。教えていただき、本当に本当にありがとうございます! (2019年12月17日 3時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - 作者さん誤字です 「龍神刀…龍の神の刀と書く」ですよ (2019年4月25日 19時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - あっ間違えました。 三葉の花言葉には「幸福」なんてないですよ。「私を思いだして、」・「約束」・「復讐」ですよ。 (2019年4月25日 18時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
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