三十話 ページ35
(人2)side
うぅ〜、昨日はソファーで寝たからか、身体のいろんな部分が痛い。これも女の堀川を助けるため。我慢我慢。そう思いながら、自分の席に向かっていると、
女政府1「あっ、(人2)さん」
同期でであろう女政府三人が、私に話しかけてきた。
(人2)「どうかしたの？」
女政府2「いえその、昨日佐藤に話しかけていたので、少し気になって」
(人2)「？何かあるの？」
そう聞くと、三人は顔を見合わせた後、私の方を向いて言った。
女政府3「実はあの佐藤って男。以前にも別の女に手を出していたんです」
女政府2「しかも噂では、性的な行為までもを行っているようで」
(人2)「！それ、もう少し詳しく聞かせてくれない？」
女政府1「あの男、今まで五、六人の女に何度も手を出しをしていたんです。しかもその内の三人は亡くなっていて」
女政府3「しかも一人は、数日間行方不明になっていたんですけど、その後死体でみつかって。もしかしてたらと思って、私達みんな、あの男には絶対に近づかないようにしているんです」
(人2)「それで私の事を気にかけてくれたんだ」
私はそれを聞いて笑顔で、その三人に言った。
(人2)「心配してくれてありがとう。十分に気をつけるわ」
私はそう言うと、すぐにその場から離れた。これで少し情報を掴むことができた。でも、証拠がない。となると、最終手段を使しかないか。
〜数日後〜
(人2)「佐藤さん♪この前本当にありがとう！これはお礼品のネクタイ留めです。どうぞ貰ってください」
佐藤「えっ？僕に？」
(人2)「はい！」
佐藤「あ、ありがとう」
(人2)「ねぇ、さっそく着けて見て！」
佐藤「う、うん」
佐藤はそう言いながらすぐにネクタイ留めを着けた。
佐藤「ど、どうだい？」
(人2)「わぁ！すっごく似合ってる！」
佐藤「そ、そうかい。いやー、君からのプレゼントは嬉しいな」
(人2)「気に入ってくれてよかった。大事にしてくださいね。では」
そう言ってすぐにオフィスから立ち去り、離れた所にてスマホをいじり始めた。うん。ちゃんと小型カメラは作動しているね。
実はさっき渡したネクタイ留め。あれには小型カメラを取り付けてあるの。今手にしているスマホから録画可能だから、証拠隠滅は不可能。
例えスマホを奪って消去を試みても、複雑なパスワードを入れておいたから録画の消去は完全不可能。
録画時間は朝から夜まで。音声も入るから問題ない。さて、準備はこれで整った。今日はもう帰ろう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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KICU(プロフ) - 勘違いではございません！私自身間違えていました！鮭。さん。教えていただきありがとうございます。続編も作成・修正中ではありますが、続編でも楽しんでください。 (2020年10月12日 3時) (
レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
鮭。 - 申し訳ありません。僕の勘違いかもしれませんが【へし切長谷部】くんは「切り」に送り仮名がないように感じます。僕が間違っていたら本当に申し訳ないです……。この小説、とても好きです！！更新頑張ってください！続編を今から見に行きます！！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: c29d72685c (このIDを非表示/違反報告)
KICU(プロフ) - なん、ですと！？教えていただきありがとうございます！最近こっちの小説の方は見なかったので気付くのが今になってしまいましたが、 絢斗さん。教えていただき、本当に本当にありがとうございます！ (2019年12月17日 3時) (レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - 作者さん誤字です 「龍神刀…龍の神の刀と書く」ですよ (2019年4月25日 19時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
絢斗 - あっ間違えました。 三葉の花言葉には「幸福」なんてないですよ。「私を思いだして、」・「約束」・「復讐」ですよ。 (2019年4月25日 18時) (レス) id: 936fc60342 (このIDを非表示/違反報告)
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