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裏title6 オキザリス─決してあなたを捨てません─ ページ34

太宰目線

私はAがとある病院に運ばれたことを知るとすぐにアジトを飛びたし病院へ向かう。

病院にて

太宰 「あの!ここに太宰Aという子が運ばれたと聞いたのできました。」

ナース「あ!太宰さんのお兄さんですか?部屋はあちらの列の3番目です。」

私はそう言われて部屋に案内された。
そこは一人部屋で静かで心地いい風が吹いていた。

太宰 「Aっ!!A?!A!!!どうして……どうして相談してくれなかったの…もっと早く気づいてあげられたら……ごめんね。A。ほっとごめんね。」(泣きながらAを強く抱きしめる)

私が部屋でAを抱きしめていると中也が来てまた外に出た。
多分私の代わりにボスに連絡を入れてくれているのだろう。
私はこういう時はいいやつだなと思った。
そして、電話が終わったのか中也が部屋に入ってきた。
と、同時に医者も入ってきた。

医者 「この子の兄は君かね?」

太宰 「グスッ…はい……」(涙を拭く)

医者 「この子は凄いね。よっぽど君たちのことが好きなんだね。」

太宰 ?!「それってどういう事ですか……?」

医者 「検査したところ十二指腸潰瘍や偏頭痛、あせり症候群などいろいろ症状があったんだけどね。それでもこの子ここまで耐えられるのは凄いと思う。それに、前向きになるためにこの子日記とかも書いてるみたいだよ。バックから出てきたので読ませてもらったが内容がほぼ君たちのことで溢れてたよ。きっと、君たちが笑ってくれる事が唯一の希望だったんだね。きっとこれから人間不信とかが始まると思う。それでもこの子の側にいてやれるかい?この子のことだから人を見たりするだけで吐き気がしたり、過呼吸になったり口で会話とかもできないと思うけどでも、君たちの前ならきっと口で喋ってくれるから。あと、もう学校には行かせない方がいい。何があってももう行かせてはならないよ?それと、できるだけこの子の負担になることは避けるように。また、普通に生活できる日が来るまでは外に出さないこと。いいね?じゃあ、その子のそばにいてあげてください。」

太宰 「ホントに……何から何までありがとうございます。絶対もうこんな事にはしません。」(一礼)

中也 「A。すげー傷だらけじゃねーか…早く目開けろよ…寂しいじゃねぇか……グスッ」

私は医者に一礼をして、Aの手を強く握る。





A……お願いだから帰ってきて……。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 文スト , 太宰治   
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心奏 - 無名←本名です。さん» あああああありがとうございますぅー!!!!嬉しいです!こんな早くにコメントが来るなんて!!!気合いでなんとか頑張るのでよろしくお願いします!!!! (2016年6月23日 15時) (レス) id: d6c8bbf980 (このIDを非表示/違反報告)
無名←本名です。 - 設定とか、プロローグみて面白そうでした!最新頑張ってください!楽しみにしております! (2016年6月23日 13時) (レス) id: a42976f177 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心奏 x他1人 | 作成日時:2016年6月23日 8時

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