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『ただいま…』


ボロボロに疲れ果てた私は、当たり前のように自分の部屋に直行した。


何かに集中していたかった私は、静かに課題を取り出した。


感情が爆発しそうで、何考えてるのかもわからなかったので、


とてもノートにまとめることすら億劫な状況になっていたから。


だからこそ集中してなんでもいいからがむしゃらにやりたいと思ったんだ。


英語のプリントに挑戦した。


漢字の復習をした。


数学のわからなかったところの復習をした。


英検の過去問題を解こうとした。


私はキリがついて、問題集を閉じた。


少し、落ち着いた気はする。


なんとか、また笑える気がする。


私は何時間も見ていなかったLINEの通知を確認しようとスマホを手に取った。





「あんたやっぱりあそんでるじゃない!!!!!!!!」


突然響いた、母の声。


まずい、本能でそう感じた。


『さっきまで勉強してたから!!』

言い訳しなきゃ、その一心で私はそういった。


「そんなの嘘に決まってるでしょ。あんたがやってたわけないじゃない!!!」

「スマホ、見せなさい。」


叫ばれた。怒られた。


ただでさえメンタルの弱まっていた心にそれは大きくのしかかった。


「遊んでるじゃないの!?LINEは遊び!!!今することじゃないでしょ!!」


クラスの子に課題範囲を教えようとしていた、そうもうひとつ真実を伝えた。



「何言ってんの!嘘つきめ!」
「お前をそんな子に育てたつもりはない!!あんたはうちの子じゃない」
「お前みたいなやつ生きてる価値もない」
「あんたの心が痛い?怒ってるこっちの心のが痛いに決まってるだろ!!!」
「早く消えろ、ここにいる意味なんてない」
「お前は人間じゃない人間未満なんだ生きてる必要はない」


うるさいうるさいいたいいたいわからないわからない


大きな声が頭に響く頭が痛い何したら良いのかわからないどこにいれば助かるのかわからない、

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作者名:黒洞揚羽 x他6人 | 作成日時:2020年11月29日 1時

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