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Satomi side
俺がAちゃんと車に向かおうとした時。
後方からドアがゆっくりと開く音がした。
Aちゃんを見ると、目を大きく見開き固まっている。
俺の心臓が大きく跳ねた。
どくどくとなる心臓の音を聴きながら、
すぐに音のするほうを向いてAちゃんを後ろに隠した。
見ると、閉じているはずの俺の家のドアが空いていた。
『莉犬…？』
.
｢何してんの？
忘れ物を取りに行ったんじゃなかったっけ。｣
鋭い目で俺の目を真っ直ぐ見つめる莉犬。
どういう事なのか。
もしかしてまだ玄関にいたのか。
俺は焦りを表に出さないようにポーカーフェイスを意識して笑う。
.
『いや、忘れ物よく考えたらあったわ
ちょっと調べることあってスマホで調べてた。』
我ながら嘘が下手くそすぎる。
莉犬を見ると口元にうっすらと笑みを浮かべている。
俺にはそれが理解できなかった。
.
.
.
｢じゃあその子誰？
俺実は気づいてたんだよね、
ずっとさとみくんの後ろに女の子が隠れてんの。
どういうことだろうと思って家に入るふりしてずっと玄関に居た。
そしたら女の子とさとみくんの話し声が聞こえて…
…ねぇ、もう隠れなくていいよ。｣
俺は以前として立ち尽くしたまま。
何が起きたのかよく分からなかった。
なんで莉犬はこんなに鋭いのか。
なんでちょっと怒ってるのか。
、
俺の思考が停止しているのを他所にそれから莉犬は俺の後ろにいるAちゃんに向かってこう声を掛けた。
.
.
.
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.
。
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｢君、山本Aちゃんでしょ？｣
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な - な (2023年3月26日 13時) (
レス) id: 7e602bfe15 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 春巻きさん» 嬉しいですありがとうございます…😭 (2023年3月20日 23時) (レス) id: 56980ba8a9 (このIDを非表示/違反報告)
春巻き - 大丈夫です。めっちゃ似てます。想像するの凄く上手いですね。尊敬します (2023年3月19日 11時) (レス) @page7 id: cd6f9212d6 (このIDを非表示/違反報告)
りな - メンバーの絡みが尊いです！これからも頑張ってください (2023年3月19日 11時) (レス) @page18 id: cd6f9212d6 (このIDを非表示/違反報告)
のりに乗ったのり - 話しの流れが予測できなくてハラハラします！めっちゃ面白いです！！ (2023年3月19日 11時) (レス) @page16 id: cd6f9212d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんずちゃん | 作成日時：2021年7月2日 18時
