藍沢先生の日常

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緋山「はぁ？あんたがやる気ないんでしょ！？」


名取「緋山先生の説明が分かりにくいから藍沢先生に聞くんです！」





横峯「また始まったね」


灰谷「緋山先生と名取先生よく喧嘩するよね」



藤川「おい！その辺にしろ！」


結局藤川が止めに入ったことによって私と名取の言い合いは幕を閉じた。




新海「名取先生の秘密暴露、言ってないんですけど…」


緋山「そうだ、新海先生どうします？名取の秘密なんて知らないですよね？」


新海「名取先生に関する藍沢の事ならお話できますけど」


藍沢「嫌な予感がする…新海やめろ」


橘「面白そうだな」


藤川「話してください」


藍沢「やめろ」


緋山「藍沢は黙ってて」


新海「藍沢、新人の指導嫌がるんですよ、脳外では。でも名取先生が質問とかに来ると相手をするんですよね」


藤川「確かに藍沢が脳外の研修医の面倒見てるのは見たことないな」



新海「藍沢の中で救命のフェローのみなさんは特別枠なんですかね？」



藍沢「そう言う訳じゃない。脳外の研修医はやる気がないから使いものにならないんだ」



横峯「今、さりげなく私たち褒められた！？」



藍沢「やる気だけな」


白石「ほら、またそんな言い方する」



冴島「冷たいですけど藍沢先生らしいじゃないですか」



緋山「まあ、それもそうね」









白石「次の王様決めよ！」

そう言って当初はあまり乗り気ではなかった白石だったけど今は結構このゲームを楽しんでる。


緋山「白石乗り気ね」


白石「なんだかやってると楽しくなっちゃった」


冴島「たまにはこういうのもいいですね」


藤川「そうだな」




横峯「次の王様決めましょうか」


白石「そうだね」



「「「王様だーれだ！」」」



橘「お！また俺だ」


新海「二回目ですよね？」


橘「あぁ」


緋山「命令どうします？」


橘「結構無理難題が続いたからな…5番のいいところを全員がいうってのはどうだ？」


冴島「いいと思います。時間的に最後の命令ですし気持ちよく終われそうですね」


藤川「5番誰だー」


名取「藍沢先生ですね」



藍沢の携帯をチラッと覗いてそう言う名取。


油断も隙もない奴だわ…と思ってると橘先生から順に藍沢のいいところを言うって事になった。

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