7 ページ33
緋山side
「「「王様だーれだ」」」
雪村「あっ次私です!」
横峯「雪村さんどんな命令にするの?」
雪村「うーん……」
冴島「スマホを使って決めてもいいのよ」
緋山「内容は責任取れないけど」
雪村「命令が考え付かないのでスマホ使います」
橘「いいんじゃないか?それもそれで面白い」
そう言ってスマホから下された命令は「1番と4番がハグ」
急いで自分の番号を確認すると3番。
安堵したものの隣に座っている白石のスマホをチラッと見ると4番だった。
白石が4番ってことは……
1番だれ…?
と考えてると白石が「私4番!」と名乗り出た。
中々名乗り出ない1番。
誰だろう?と思い周りを見渡すとわかりやすく戸惑ってるやつが一人。
緋山「藍沢!あんたでしょ、1番」
そう言うと無意識なのか指をこすり合わせ出す藍沢。
1番は藍沢ね。
そう確信すると藤川が藍沢のスマホを盗み見て「藍沢が1番だ」と言ったため藍沢も諦めたように指を擦り合わせるのをやめた。
横峯「藍沢先生と白石先生だって!なにかの恋愛ドラマみたい!」
名取「だな」
冴島「面白いことになりそうですね」
なんてみんな呑気なことを言ってるけど藍沢が放ってるオーラが殺気に近くて怖すぎる……
緋山「藍沢、白石も早く済ませて次やるわよ」
そう言うと藍沢と白石は立ち上がって移動しお互いの腕が届くくらいの距離になると白石の方から藍沢に抱きつきにいった。
横峯「キャーー!」
名取「本当になんかのドラマみたいだな」
藍沢と白石が抱き合った瞬間に悲鳴に近い歓声を上げる横峯。
気持ちがわからなくもない。
灰谷なんかあ然としてるし。
ってか白石から藍沢に抱きつきに行ったけど藍沢も子供じゃないんだし男なんだから自分から行きなさいよ。
ハグが終わって席に戻ってきた藍沢を見ると顔は真っ赤。
それに藤川も気づいたみたいで「照れんなよ」なんて声をかけると藍沢は「照れてない」と素っ気ない返事をするけどそれもおそらく照れ隠し。
藍沢の感情が表に出てるってことはよっぽど恥ずかしかったみたいね。
横峯「次行きましょう!」
冴島「そうですね!」
「「「王様だーれだ!」」」
-----------
藍沢side
藤川「おっ!俺だ!俺が王様!」
緋山「王様、藤川なんて嫌な予感しかしないわね」
藤川「そんなこというなよー」
緋山「事実よ」
137人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明日香 - りょうちゃんさん» またまた貴重なリクエストをありがとうございます。PTSDですね。誰に看病してほしいとかはありますか? (2019年6月14日 17時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - ぷにきぬさん» 貴重なリクエストありがとうございます。詳しく書いてくれてとても分かりやすいです。遅くなってしまうかもしれませんが書かせていただきます! (2019年6月14日 17時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
りょうちゃん - リクエストです!藍沢先生がPTSDになる話が見たいです!お願いします。 (2019年6月14日 0時) (レス) id: 57c8f9cd9f (このIDを非表示/違反報告)
ぷにきぬ(プロフ) - リクエストで藍沢先生が精神的疲労→高熱→弱る→名取先生に甘えるというのはどうでしょうか?精神的な原因は、患者の家族に責められたり、手術のミスなどが重なるというのでお願いしたいです!分かりにくくてすみません。応援してます! (2019年6月13日 23時) (レス) id: 14a1fab1df (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 桃りんごさん» わざわざコメントありがとうございます。お待たせしてしまったのにも関わらず完成度低く、すみません……またリクエスト下さると嬉しいです! (2019年6月13日 22時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ