藍沢先生の日常

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緋山「藍沢と名取なんて面白いものが見れそうね(笑)」



藍沢「悪いが帰らせてもらう」


こんなところにいてもろくなことがないと思い立ち去ろうとしたが新海に「お前がこの間、働き詰めて体調崩して倒れたこと救命のみんなにばらすぞ」そう耳打ちされて帰ろうにも帰れなくなってしまった。



結局俺も名取も踊って歌うということになり2人で振りを覚えるために一回退席することになった。




俺も名取も歌詞は知っていたため覚えるのは振りのみ。


与えられた時間は10分でサビを繰り返し再生し2人して必死に練習した。




なんとか10分で形になり


100回の恋も君がいなくちゃ〜♪





僕らだけに見えるhappiness〜♪



何とか歌い切った。




藤川「すげーな！形になってるぞ！」


緋山「思ってたより完成度高かったわ」



名取「もう二度とこんなことしたくないんですけど」


橘「今度の忘年会かなんかでまた歌ってもらおうと思ったんだがな」


藍沢「勘弁してください」



こっちは半分死ぬ気でやったというのに笑い転げてる奴らを睨みつけつつ名取と共に席に戻った。


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横峯side


みんなで王様ゲームをすることになって初めは藍沢先生と名取先生が「背中越しのチャ○ス」を振りつきで歌った。


藍沢先生と名取先生という翔北きってのイケメンと称されるアイドル顔の二人が歌って踊ったことによって盛り上がったものの藍沢先生と名取先生は二人そろっていつにも増して無表情。




二人のまわりだけ冷たい空気が取り巻いている気がするけど2回戦が始まった。



「「「王様だーれだ！」」」




藍沢「次は俺だな」


次の王様は藍沢先生。



へんな命令が下ることはなさそうだけどなんだか怖い。


新海「次の王様は藍沢かー」



白石「藍沢先生なら変な命令はなさそうだね」



藤川「そうだな！で…藍沢命令は？」



藍沢「………」


こういうのに慣れていないのかすごく難しいことを考えるようにして藍沢先生が下した命令は



藍沢「8番は俺と奇数番の奴の分の飲み物を自腹で買う」



緋山「いいわね！ラッキー私１番！」



名取「俺5番です！8番誰ですか？」



新海「俺だ。ったく藍沢……」



藍沢「新海か」



新海「絶対し返してやるからな」



新海先生がそういうとフッと少し口角を上げた藍沢先生。


新海先生はそんな藍沢先生を睨みながら飲み物を買いに医局を出て行った。

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