藍沢先生の日常

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新海「藍沢のいいところは…責任感が強いところですね。時々強すぎて困りますけど」


橘「確かにそうだな」


藤川「藍沢いっつも一人で頑張りすぎなんだよ」


緋山「協調性はあんまりないけど」



と、一人ずつ藍沢のいいところを言っていき、最後は藤川。


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藤川side


緋山「あんた、何やかんやで一番藍沢の事知ってるでしょ？」


横峯「藍沢先生と藤川先生って一番お互いを知ってる感じがしますよね！」


白石「一緒に承諾書をもらったりオペしたりって藍沢先生と藤川先生のコンビって意外と多いのよね」


そう言ってくる救命の奴ら。

そんなに藍沢と俺っていいコンビか？


なんて喜んでいると

冴島「藍沢先生のいいところ、決まった？」


はるかにそう聞かれた。

さっきから考えているけどいっぱいあって一つに絞り切れないため

藤川「いっぱい言えるぞ。まず、腕がいいだろ、頭いいだろ、シンプルに顔良いだろ、患者思いで運動神経良くて、料理できるし、仕事速いし、努力家だし、机は俺とか緋山と違っていっつもきれいに整頓されてるし………」



緋山「ストップ！藤川、もういいわよ」


とめられるまで全部言った。



名取「10個以上出ましたね」









藤川「でも…何より仲間思いだよな」


これは俺がもう藍沢の一番いいところ。



緋山「そうね」



藤川「自分の事より俺たちの事を考えてくれてたりするし…」


冴島「私たちが危ない時は自ら盾になろうとしてくれますからね」


緋山「自分を捨ててでも他人を優先しようとする正確には時々ヒヤヒヤさせられるけどね」


白石「本当は脳外にいたかったはずなのに無理って救命に戻ってきてくれた時も何も嫌味を逸わなかった」


藤川「毎年誕生日の日に机にＨappyＢirthdayって書かれたカードが置いてあるんだ。藍沢から。不器用な藍沢からの精いっぱいの気持ちなんだよな」


緋山「ほんっと藍沢にはいくら頑張ったってかなわないわ」


白石「そうだね」



褒められるたびに自覚がないと言わんばかりに難しそうな顔をする藍沢。


褒められるのがよっぽど得意じゃないのか後半はずっと困り顔だったけどその顔は照れてるのか真っ赤で……



みんなそんな藍沢に気づいているのか藍沢を褒めまくる。



でもそれは嘘じゃなくて本当に思っている事。



いつも藍沢にはかなわないと思いながらも少しでも追いつきたくて……

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