101回目の告白 (ページ37)

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～～～玲於side～～～

本当に今日の俺は俺じゃない。

全部熱があるせいだと自分で思い込みながら、

Aが風呂から上がってくるのを待ってた、

だけどいつまで経っても戻ってこなくて

風呂で溺れてんのか、とか

色々心配になってきたからお風呂場に行ってみた。

とりあえず生きてて良かった笑

Aの慌てた声が聞こえて、

一気に安心する俺。

A用のバスタオルを置いてきて

ソファでごろごろしていた。

「すみません、遅くなっちゃって…」

玲「…おう、ほっぺが真っ赤になってるけど

大丈夫？」

こんなのAに聞いてる場合じゃない。

Aが上がってきたから

俺も入ろうと思って体を起こしたら

Aのちょっと濡れた髪の毛、

俺が貸したAでも普通に着れるかな

って思ってた服もめっちゃブカブカで。

正直めっちゃかわいくて、色気があった。

自分の正常を保とうと思って

早く風呂入ろうとしたんだけど

俺の気持ちをあいつはつゆ知らず、

「玲於先輩の事が好きで好きでたまらないんです…」

なんて言いやがって。

あぁやべぇ、今の俺絶対顔赤いじゃん…

もう逃げるしかねぇだろ、これ

玲「…入ってくる」

一言だけ言って、

俺はこの顔の熱さを

また熱のせいにした＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿