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急いで自転車を漕いで、2分程でスーパーに着いた。
なんだろ…まずは栄養ドリンクとか、
薬とか、あと、冷えピタ買って。
食材も、見た感じなさそうだったから
適当に野菜を買った。
よし、これでいいかな…
早く帰らないと、玲於先輩が待ってる…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ただいま戻りました〜…」
寝てるかな…？
そっと寝室を開けてみると、
天使のような顔をして眠っている玲於先輩。
どうにか、写真におさめたい、けれども…
ぐっと堪えた。バレたら大変…
よし、お粥でも作ろうかなっ
台所に行って、ほうれん草などを切って…
鶏がらスープの素も入れたから
きっと味は美味しいはず…
そんなこんなでできた、
栄養を配慮して作ったお粥。
ポカリをコップに入れて、一緒に持っていく。
「…れお先輩、お粥作ったんですけど……」
玲「んぅ…A…？」
さっきよりもさらに顔が赤くなってて
だいぶ辛そう……
「あ、まだ食べない方が良かったですかね…」
玲「…腹減ったからたべる。」
「はい、どうぞ」
スプーンを渡そうとしても、中々取らない。
「玲於先輩…？」
玲「…食べさせて？A……」
こ、これは……
私、完全にノックアウト……
「…は、はい、//」
「…あーん、」
スプーンが、緊張でとても震えている
玲「あー……ん、めっちゃうま」
そう言って無邪気に笑うものだから
私の胸はドキドキで仕方がない
「そ、それは良かったです…」
冷静を保て…私
私の命が危うかったあーんも終わり、
薬も飲ませて
始まった玲於先輩のデレデレタイム…
玲「ねぇー、A寒いからぎゅーして」
「だめですよ、私もう帰ります…」
玲「……え、だめ。」
そんなかわいい涙目うるうるで訴えられたら…
玲「今日は、お泊まり。ここに。」
「えっ！？」
玲「やなの。今日は離れないで。
ずっと、ここにいて…」
風邪をひいても、やはり男の力には適わない。
「ちょっと、玲於先輩っ…」
玲「んー、Aの手冷たくてきもちー」
私の手をほっぺに当てたり、首に当てたり…
「あ、熱いです、よ。」
玲「んふ、熱くなっちゃえー♡」
はい、
AA、死亡。←
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作者名：登坂臣子 | 作成日時：2018年8月3日 22時
