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「せんぱっ、」
ﾄﾞﾝｯ
「えっ、…」
先輩に何故か壁ドンされ、問い詰められる私
玲「言えないような事でもしたのかよ」
「ち、違っ…」
玲「じゃあ何。」
「えっと、その…抱きしめ、られました…」
玲「ふーん」
聞いた割には答えが素っ気ない。
それより、玲於先輩との距離が近すぎて、
どこを見れば良いのかが分からない
「あの、せんぱい、のけてください…」
玲「A」
「…は、はい//」
玲「…イケナイ事、しよっか」
「…ふぇ？」
いきなりすぎて頭がついて行かない
「えっ、ちょ、玲於せんぱっ」
どんどん距離が縮まって
唇と、唇が触れ合うまであと1cmもない
そこで動くのをやめる
「れ、れおせんぱい」
玲「Aは俺に溺れてればいいんだよ」
「え…？」
玲「こんな、頼りない男だけど、
ずっと、好きでいて。」
予想外の言葉
「そんな、好きでいるに決まってるじゃないですか」
玲於先輩はゆっくり顔を私から離して、
今度はぎゅって抱きついてきた。
「今日、玲於先輩どうしたんですか」
玲「……ただAを消毒してるだけ」
玲「涼太のとこに行かないように、
俺の香りでいっぱいにさせようと思って。」
「せんぱい、」
玲「ん？」
「それって、ヤキモチって言うんですよ？」
玲「は？ち、ちげーから//
勘違いすんなって」
「素直じゃないですね、やっぱり笑」
玲「だまれ、口塞ぐぞ」
「玲於先輩になら何されてもいいですよ？」
玲「後悔するからやめとけ」
「だって、好きな人なんだもん、
嫌なわけないじゃないですか」
玲「はいはい、言っとけ言っとけ」
「もうっ、なんで真剣に聞いてくれないんですか」
玲「お前にはまだ早いって」
「もう高2ですよ！？」
玲「お前だったらそーゆうのは大学に
なってからでいい。」
「過保護すぎですー」
そんな会話をしてると、あっという間に時間は過ぎ
2人で教室に戻った。
その後、先生に怒られたけど、
玲於先輩といれるんだったら、
怒られてもいいかなって思うAであった＿＿＿
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作者名：登坂臣子 | 作成日時：2018年8月3日 22時
