二十三話 動き出す運命 ページ24
ドフラミンゴside
ド「フフフフフフッ！！」
電伝虫を切ると、笑いが止まらなくなった。
間違いない、Aだ。
今回は苦労させられた。
情報網を駆使してもなお、アイツの情報を掴めなかったが、俺は運がいいらしい。
ーー『何でもいい。ローを救えるなら何でもする』
弱々しく俺に縋るアイツの姿が今でも鮮明に残っている。
A、オマエは今どんな気持ちで生きてる？
愛する奴に忘れられて、それでもまだローを愛してるのか？
ド「フフフフフフッ！早く会いてぇなぁ？A」
ーーーーー
エースside
エ「ただいまーA？」
フロントで聞くと、すでにAはホテルの部屋に入っているらしかったため、声をかけながらドアを開けた。
エ「ッて…風邪ひくだろ…」
薄着でベッドに寝ているAに毛布をかけた。
『ん…エース？』
起こしてしまったようでAは紫色の目を少し開けて身体を起こす。
『そうだ！エース、聞いて！ティーチの居場所がわかったの！これで仲間の仇をとれる！』
エ「本当か！？でかしたぞ、A！」
すぐに目を大きく開け、身を乗り出すAはいつもより少し幼く見えた。
だが俺はティーチの居場所がわかったのに、あまり喜べずにいた。
Aとはティーチを見つけるまで一緒に旅をするという約束だった。
ティーチのいる場所にAは連れていけない。
エ「A」
『なあに？』
エ「俺の話、聞いてくれないか？最後にAには話しておきたいんだ」
俺は自分が海賊王、ゴールド・ロジャーの子どもだということをAに明かした。
チンピラに絡まれているAと出会ってから一か月程しか経っていないが、彼女との旅は俺にとって大切な思い出だ。
Aとはありのままの俺で向き合いたい、そう思ったから、全部話すことにした。
『そっか。話してくれてありがとう、エース』
Aは真剣に話を聞いてくれた。
俺はAの次の言葉を待った。
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もえぎ(プロフ) - コメントありがとうございます！複雑なストーリーとなっていますので最終的にどうなるかはまだはっきりしていませんが、その可能性は大きいです！ (2023年4月23日 21時) (
レス) id: 5993720d1e (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - この小説はトラファルガーローオチですか？ (2023年4月23日 19時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
もえぎ(プロフ) - ご指摘ありがとうございます！気づかなかったので助かりました！ (2023年2月5日 12時) (レス) id: 5993720d1e (このIDを非表示/違反報告)
金成(プロフ) - お/り/ふ;らたってますよ (2023年2月5日 10時) (レス) id: 6328f81305 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ！ (2023年2月5日 9時) (レス) @page1 id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もえぎ | 作成日時：2023年1月16日 0時
