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＊ ページ49
龍友side
龍「なあ、Aー。」
貴「はい。」
携帯しながら 返事するA。
敬語もやめてって言ったのに やめてくれへんし…。
龍「いい加減 敬語やめてーや。」
貴「だって慣れちゃったんですもん。」
龍「んー、もう可愛いからいいけど。」
そう言って さらにぎゅっと ひっついた。
.
でも、こいつは 表情も変えない。
ツンデレなんか知らんけど、前みたいに少しでも素直になってほしいわ。笑
貴「あ、龍友くん、今からちょっと出かけてきます。」
龍「え？どこ行くん？」
貴「だって言ったら 龍友くん付いてくるから言いません。」
龍「行かんから教えて！」
.
貴「えー…、玲於がご飯食べに行かない？って誘ってきたから行くだけです…。」
.
龍「…Aが行きたいなら 行けばいいんちゃう。」
貴「え、あ、じゃあ行ってきます。」
少し拗ねた感じで言ったのに Aは 躊躇いもなく出かけた。
.
龍「せっかく、2人やったのになあ。」
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作者名：バード | 作成日時：2017年12月20日 22時
