＊God's daughters �鶲＊ ページ37
ロイがソフィアと接点を持ち始め数年
エラの周りで奇妙な死が頻発していました
“森へお行き…”
エラは死神を名乗るアンダーテイカー
という男の助言に従い
森の奥へと娘と共に赴きました
そして 小さな小屋に辿り着きます
“何かご用ですか?”
そこにいたのは長い髪を肩の上で1つに束ねた
優しそうな魔女、リーブンでした
エラは彼女に全てを打ち明けました
“酷なことですが…
すぐに娘さんから離れてください”
“なぜ?”
“貴女には呪いがかけられています…
ソフィアと取引をしましたね?”
“私は応じませんでした”
“やはりそうですか…
おそらくソフィアの狙いは
初めからそこにあったのでしょう
貴女が我が子を譲らないと見越して
取引を破ると発動する呪いをかけていた…”
“そんな…”
“…この呪いは一度動き出すと絶つことは難しい
血を通じて連鎖します
あなたにはもう 予兆があったのでは?”
“私は…どうなるのですか?”
“いずれはヴァンパイアになります
離れるか…離れないか…選ぶのはあなたです
無理いじりはしません
しかし…どちらを選んでも私は約束しましょう
貴女の味方であり続けると…”
エラは娘から離れることを選択をします
エラが去って数年
リーブンは頻繁に森を出て
ソフィアの動きを探っていました
“ソフィア!”
“おや?懐かしいねぇ 生きてたのかい?”
“何を企んでいるのですか?
人の人生を玩ぶなど許されませんよ!?”
“つまんない性格は相変わらずだねリーブン”
“あの子たちを…彼らをどうするつもりです?”
“壊す”
“なｯ!”
“あたしのシナリオはこうさ
まずは絶望の縁にいる男にちょっとの希望を与え
100代もの間に準備を進めてそれを大きくする
途中でまた少しの絶望と幸せを与えて
最後への希望を大きく大きくし…最後に
絶望の縁へ叩き落とすのさ”
“何と惨(むご)い…!”
“あたしは退屈が大嫌いでねぇ…大きな平和と
幸せを与えてはそれをぶち壊して
世の中を掻き乱すのが大好きなんだよ…ｸｸ…
あんたも見届けてみたくないかい?”
“興味はありません”
ソフィアに背を向けるとリーブンは
森へ戻りました
小屋の前では動物と戯れるまだ幼い少女の姿…
“おかえりぃ!!”
“ただいま戻りましたよ”
微笑み返してリーブンは心に誓うのでした
この子は絶対ソフィアに渡さない
どんな手を使っても守って見せるのだと…──
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黒妃 - 水季愛素さん» コメントありがとうございます(*´∇｀*)今回は数日ほど間が空くことが何度もありましたね。すみません(・・;)続編も楽しんでいただけるように頑張ります。よろしくお願いいたしますm(__)m (2015年3月21日 7時) (
レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
水季愛素 - まずは初めまして！そして完結おめでとうございます。ずっとコメントする機会を伺っていた一作目からのファンです。とくに、今作は毎日更新されてないかを見ては、一喜一憂していました。本当に面白かったです。お疲れ様です。続編、楽しく読ませていただきます！ (2015年3月21日 1時) (レス) id: 3d8daab8a9 (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - ベルちゃんさん» 了解です(^-^ゞ少々時間がかかるので少しお待ちくださいm(__)mその内URLを載せさせて頂きます(*´∇｀*) (2015年3月20日 19時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
ベルちゃん(プロフ) - 続編、是非書いてください！応援してます( ´ ▽ ` ) (2015年3月20日 13時) (レス) id: d34f80808d (このIDを非表示/違反報告)
黒妃 - 紫杏さん» ご無沙汰です(。・ω・。)ゞ!!最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m!!続編、喜んで書かせて頂きますo(｀^´*)!!ある程度更新が出来ましたらこの作品にURLを載せさせて頂きます(*´∇｀*)次回もよろしくお願いいたしますm(__)m! (2015年3月20日 7時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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