ハロー、非日常！【SV】② (ページ2)

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「や〜ってきました南２番エリア！」

テーブルシティの西門から外へと出てみればそこは、高低差が結構ある郊野が遠くまで広がっていて。

「山？？？？？登山？？？？？……ていうか、西門から出たら西じゃないの……？南なの……？？？？？」

ふとした疑問を口にしながら、目の前に広がる傾斜面に心が折れそうです……いやいや、旅ですしね！宝探しは始まったばかりですしね！！のんびり進もうぜ自分！！！そうしようそうしよう！！！！

閑話休題！

ちらほらと姿が見えるポケモン達に、セルクルタウンに着くまでの間の育成とゲットの二刀流に自然と胸がワクワクと踊る。本当に踊りだしたくなるね！不審者だから踊らないけど！

「ウィース〜エレット〜」

腰のベルトについたプレボを２つ取り出して開閉ボタンを押せば、小さくなっていたプレボが通常サイズへと戻って。それをひょいひょいっと上空へ軽く投げればパカッと開いた先から赤い光が放たれて姿形を形容していく。そうして光が収まる頃に現れたウィースとエレットは、元気に両手を上げて笑った。

「ボウ！」
「パモ！」
「うんうん元気だね～」

それぞれの手でウィースとエレットを撫でれば、嬉しそうにピョコピョコと耳を動かすエレットと両拳をぶつけてやる気十分のウィースにニコリと笑って「ちゅうもーく！」と人差し指を天高く掲げる。

「さてさてさーて！ウィースとエレットにはね、セルクルタウンまでの道すがら、姿を表したポケモン達と戦ってもらいます！それで出来れば……てウィース！」

これからの事を話していれば“戦う”という単語で戦闘モードに突入したウィースがエレットの手を掴んで走り出して。

「ええーーん待ってウィース！エレット！出来れば……！出来ればミニーブを……！！１匹だけでも残してーーーー！！！！」

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あけましておめでとうございます！
今年も無理のないペースで更新していきます〜
でも早くスグリくんと絡みたいです(何時になることやら…)
皆様どうぞ、温かい目でお待ちいただけますと幸いです(土下座)
今年もよろしくお願いします！