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〈短編集〉中原×森 ページ34

短編集の中で更に短編集を作るっていうね()
基本的にほのぼの系です。
でも3つ目はシリアス&長いです。




◯おじゃまむし

「中也くん!
好きって云って!好きって云って!
他に何も要らないから!」

「…本当に、何も、要らないのか?」

「…や、矢ッ張り居る…」

「何が欲しいか云ってみろよ。」

中也くんが楽しそうに口角を上げた。


◯くるくる

「中也くーん!!!」

首領(ボス)!?」

「私はね、凄い事に気付いて仕舞ったのだよ…
君の異能なら、空が飛べるじゃないか!」

え…っと…貴方様は、首領(ボス)?本物?←

「浮かせて呉れ給え!中也くん!!」

…こういうの、
権力の無駄遣いっていうんだよな。

「ど、どうぞ…」

「〜!!!」

其れから週一で浮く首領が見れる様になったらしい。


◯甘々

「森さん。接吻して良いですか」

ブフッ

「如何したの、中也くん?」

「一寸…疲れました。
充電させて下さい。」

まただ。最近良く、中也くんは「疲れた」と云って、
私に抱き付いたりキスをしたりする。

「よしよし。
良い子だね。」

「子供扱いしないで下さい…」

「一度、思いっきり泣いたら如何だい?
私に見られて嫌な顔なんて、もう無いだろう?」

「…すみません。」

原因は部下の怪我や死。
「俺がもっと強かったら」と、暫く泣いていて、
其の内寝て仕舞った。

「君は充分強いよ。
こんな処だから此れからもそういう事は絶えないだろうけど…
其れでも君は、私に付いて来て呉れるのかね?」

帰って来る筈も無い返事を期待する。

「勿論です。
貴方が居るなら。」

「…え?起きてたのかい?」

「はい。充電有難う御座いました。
今度は充電じゃなくて、頂いて良いですか?」

「え!?」

知らぬ内にベッドに押し倒された状態になった私。
当然、力は中也くんの方が強い訳で。

「俺は貴方に付いて行く。
俺の命は貴方の為にある。」

「……いよ。」

「森さん?」

「…シても…いい…よ…?」

「…貴方が誘ったんですからね。」

なら、私の命は君の為にあるのだろうね。
…そうだろう?中也くん。

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みるくれーぷ。(プロフ) - かみかyayo(やよkamikaも)さん» もう忘れられてるかもしれんなぁ((受験勉強に明け暮れる日々だ… アニメ神ってたな…!! (2019年10月22日 14時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
かみかyayo(やよkamikaも)(プロフ) - 半年もたってしまったーごめんー アニメ最高でした! (2019年7月5日 17時) (レス) id: cf9e13d480 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - やよkamikaさん» ごめん返信遅れて年も越しちゃった…((( 見た見た。発売日に買いに行ったわ。ちょっともう軽く死にそう。マジで。発狂した。 (2019年1月21日 22時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
やよkamika(プロフ) - ありがとー。最新刊見た? (2018年12月18日 18時) (レス) id: ff15e6367c (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - 同い年!!!あの難しさで高得点だとぅ!?英語は無理だ。国語は普通だ。社会は無理だ。理数系はいける。(かみかくん…堕天使…!?流石、現役厨二(中2)病w)やよちゃん…一緒に勉強頑張ろう(?) (2018年12月3日 22時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるくれーぷ。 | 作成日時:2018年9月16日 19時

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