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-side Chuya-
紫さんに詳しく聞くと、
其処迄急がなくて好いらしい。
其の間に魔理沙と幻想郷巡りでもしろ…との事。
『っつってもなァ。
魔理沙が良く行った処とか無いのか?』
「うーん…強いて云うなら…」
と、案内されたのは紅いデカい建物。
「紅魔館だ。
門番は寝てるから入って大丈夫だぜ。」
『其れ大丈夫なのか…?』
門番と思われる紅い髪の女は眠ってた。
立って寝るんだな…
『割とデケェな。で、館には誰が居るんだ?』
「えっと…」
「魔理沙さん。勝手に入られては困ります。」
突然、銀髪の…メイド?が話し掛けて来た。
…矢ッ張り入っちゃまずかったんじゃねぇの?
「だって美鈴寝てたぞ。」
「あの門番後で絞めて…って、あら?
魔理沙さん、此の方は?」
絞める…此の人も苦労してそうだな。(共感)
「外来人だ。」
「そうなんですか。私は十六夜咲夜と申します。
此処、紅魔館のメイド長を務めています。」
『嗚呼。宜しく。俺は中原中也だ。』
「其れにしても…お嬢様を呼んで来なくては。
魔理沙さん、何時も通り大図書館の方に居て下さい。」
大図書館…机の上に沢山本があったし、読書が好きなのかもな。
いや、研究か。魔法の本でも読むんかな。
『大図書館って云うだけあるな…』
「パチュリー?今日も来たぜ。」
「あっ魔理沙!
今日こそ魔導書返しなさいよ!あんた借りパクしてんじゃないわよ!」
「違うぜ!私は一生借りてるだけなんだぜ!」
なんか仲良い奴もいるんだなァ。
友達居ないって云ってたから如何したもんかと思ったが。
「其れを借りパクって云うのよ!
…あら?貴方は?」
『俺は中原中也だ。うーんと…?
何だったっけか、外来人?って奴らしい。』
「そうなの。私はパチュリーノーレッジ。宜しくね。」
大図書館のドアが開き、声が聞こえた。
「中也さん、連れて来たわ。」
隣には2人の子供が居た。姉妹か?
「お初にお目に掛かるわ。私はレミリアスカーレット。
此の館の主人よ。以後お見知り置きを。」
いやいくつだよ…
「私はお姉様の妹のフランドールスカーレット!宜しくね!」
『此れは此れは。主人様で御座いましたか。
俺は中原中也と申します。レミリア嬢。フラン嬢。』
「中也、いきなり如何したのぜ?」
『前の世界を思い出したんだ。
仕えてた
…本当は娘じゃないんだが。
「ちゅうやは面白いね!」
「ええ、そうね。」
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みるくれーぷ。 - 綾音さん» 言葉足らずでした…申し訳無いです。なんかこう、イメージとしてはスライドしてって沢山の写真を見せてる感じです。分かりにくくてすみません! (2018年10月15日 12時) (レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
綾音 - まだ六話までしか見ていないのですが、とても面白いです!しかし、六話で出てくる写真のことですが、織田作がいるということは鏡花ちゃんは勿論、樋口さんやAもいないと思います…2つ写真がある、と言う設定ならすみません!これからも頑張ってください! (2018年10月14日 21時) (レス) id: be00f2b1a0 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - 更新遅れてすみません(-。-;体育祭があったもので…でも、喜んで貰えたのなら幸いです(*゚▽゚*) (2018年9月9日 20時) (レス) id: 54a1816a2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - やったー!続きが出てる!ヽ(*^ω^*)ノ (2018年9月9日 19時) (レス) id: 07f01030e1 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - ゆうさん そんなそんな!読んでくれるだけで嬉しいのにコメントまで…!本当にありがとうございます!!これからも更新頑張ります! (2018年8月22日 22時) (レス) id: 54a1816a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくれーぷ。 | 作成日時:2018年7月31日 20時