＊ ページ15
-side Chuya-
「中也の癖に彼女なんか作って〜。」
『はァ？だから魔理沙は俺の嫁だっつの。』
「「「(((其処なんだ…)))」」」
先刻までの重苦しい空気は何処へやら。
『宴なんて久し振りだ。』
「そんなにやるもんじゃないしね。」
まァそうなんだが。
宴をやる程暇じゃないしな。
「そうなのか？
私の処は宴…というか宴会が沢山あったぞ。
中也が居る時は異変が起こらなかったからやってないけど。」
「異変？」
『幻想郷に居るのは人間だけじゃねぇんだ。
妖怪、妖精、鬼、霊。其奴等が異変を起こすらしい。』
「人間が異変を起こす例も無くはないけどな。」
異変…か。
俺が幻想郷に行ったのもある意味異変なのかもな。
「で、其れを解決したら宴会を開くんだ。
博麗神社に人間も妖怪もみぃんな集まって。
異変の主犯格も来るんだぜ？笑えるだろ。」
「へぇ…賑やかそうな処だね。」
『賑やかだったな、幻想郷は。
また行きたい。』
「任せて呉れ！
何時か私が必ず此の世界と幻想郷を繋げてみせるから！」
霊夢との約束もあるしな。
「其れは其れは…楽しくなりそうだねぇ…」
「チュウヤー！」
『はい、今行きます！』
…帰って、来たんだなァ…
俺が此処に戻って来て、1年くらい経った。
魔理沙も順調に昇格して行って、今は姐さんの幹部補佐だ。
『魔理沙。今日は任務があるから遅くなる。』
「分かったのぜ！」
あの後、無事に籍を入れて同棲を始めた。
魔理沙は毎日の様に研究を続け乍ら、任務もこなして行った。
「私は任務が午後からだから午後までは家に居るのぜ。
…忘れ物無いか？行ってらっしゃい。」
『ひとつだけ。』
小さくリップ音が響いた。
我乍ら在り来たりだとは思う。
『矢ッ張り手前は可愛いなァ。
行って来ます。』
「い、いい行ってらっしゃい！！」
バタンと閉められたドア。
…可愛い奴。
多少、気分良く本部へと向かった。
「おはようございます。
中原幹部、首領がお呼びでした。」
『そうか。分かった、有難うな。』
「いえ。」
首領が…？
追加任務でもあんのか…？
そう思い乍らもコンコンとノックをする。
『首領、中原です。』
「どうぞ。」
『失礼します。』
珍しく(重要)、エリス嬢を追いかけまわしていなかった首領。
「やぁ、良く来て呉れたね。
実は君に…君達夫婦に話す事があってね。
魔理沙くんにも後で伝えておいて呉れるかい？」
『はい。…話す事、とは？』
「其れは…」
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みるくれーぷ。 - 綾音さん» 言葉足らずでした…申し訳無いです。なんかこう、イメージとしてはスライドしてって沢山の写真を見せてる感じです。分かりにくくてすみません！ (2018年10月15日 12時) (
レス) id: 830fe45671 (このIDを非表示/違反報告)
綾音 - まだ六話までしか見ていないのですが、とても面白いです！しかし、六話で出てくる写真のことですが、織田作がいるということは鏡花ちゃんは勿論、樋口さんやAもいないと思います…２つ写真がある、と言う設定ならすみません！これからも頑張ってください！ (2018年10月14日 21時) (レス) id: be00f2b1a0 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - 更新遅れてすみません(-｡-;体育祭があったもので…でも、喜んで貰えたのなら幸いです(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年9月9日 20時) (レス) id: 54a1816a2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - やったー!続きが出てる!ヽ(*＾ω＾*)ﾉ (2018年9月9日 19時) (レス) id: 07f01030e1 (このIDを非表示/違反報告)
みるくれーぷ。 - ゆうさん そんなそんな！読んでくれるだけで嬉しいのにコメントまで…！本当にありがとうございます！！これからも更新頑張ります！ (2018年8月22日 22時) (レス) id: 54a1816a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくれーぷ。 | 作成日時：2018年7月31日 20時
