【銀魂】真選組の死神ちゃん

真面目になるって本当ですか！？　山崎side ページ33

今日はA副隊長との見回り。






はぁ……。




俺は正直、A副隊長との見回りは好きじゃない。





そりゃあA副隊長はかわいいし、人気もある。
もちろん一般市民にもだ。





でも、見回りは一緒に行かなければならない。



イコールだ。


俺みたいな地味な奴がA副隊長の隣にいると、浮くのである。


こないだも、チャラそうな男に通りすがりざまに舌打ちされた。




しかも、A副隊長はサボりたがるしめんどくさい。






そんなA副隊長が今俺の隣で、真面目に見回りをしている。





え…？

い、いつもの副隊長じゃない…。






貴「山崎〜、どうしたの？」






いえ、貴方が真面目すぎて戸惑ってます……。






すると、A副隊長が急に俺に話しかける。



貴「山崎、ちょっと寄り道する」




寄り道？

どういうことだ？




そんな俺を気にせず、A副隊長は細い路地裏に行ってしまった。



あわてて追いかけると副隊長は十数人の攘夷浪士に囲まれていた。





攘1「真選組の一番隊副隊長A殿とお見受けする。」


攘2「だがまさかこんな良い女とは」



え、俺のこと完全スルー！？



貴「やっぱりいたか。」



副隊長ォォォォ！！！


貴方まで俺のことをスルーしますかァァァ！！！！



貴「山崎、一人でなにやってんの」



…そんな冷たい目で見ないでください……。





って、えええええええ！！！！




俺の目の前には、さっきまでいた攘夷浪士が全員倒れていた。





副隊長強いなぁー




貴「山崎、全員倒したことだし帰ろ」



山「あ、はい。」



真面目なA副隊長....



ちょっといいかも

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