入間銃兎の同僚です

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覆面パトカーで捜査するために愛車を使う。捜査中に愛車に傷が付けば経費で直してもらえるのだ、スバラシイ。
とは言いつつもヨコハマの街を走らせても、めぼしいものは見つけられないままその日は何事も無く夜が明けた。
とりあえず何も無かったと入間に連絡しようと思った瞬間視界の端に何かを捉えた。少し離れたところに車を停め、バレないように様子を伺う。3人組のスーツの男、1人はアタッシュケースを抱えていて、海辺の使われていない倉庫に入っていった。
捜査報告書にはない事が起こっている、早く入間に連絡して追わなければ。
入間への連絡をするため通信機に手をかけた瞬間、顔の横でバリンっ！という音と共に車の窓ガラスが割られ気付いた時には拳銃をこめかみに突きつけられていた。
「おまえサツだろ、舐めたマネしてくれやがってよォ
うちの組の奴捕まえやがってどう落とし前つけてくれるんだよ」
ヘマやったな。犯人は3人だけじゃなかった。他に別で見張っていた奴に見つかっていたんだろう。ガラスを割られた瞬間に驚いで通信ボタンを押して良かった。窓を割った音もヤクザの声も入間に届いているはずだ。とりあえず今は入間との連絡をバレないようにしつつ、素直に従うのが得策だな。

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