トリップしたらマークのテンションと合い過ぎて与謝野さんにまとめて踵落としされた【文スト】さよなら私の青春定理

『しりとりしよう』太宰「君も大概突然だよね」『だって暇なんだもん』太宰「そういう希崎に質問だけど、キャンディ以外に好きなものってあるの？」『んー、普通に何でも食べるけど、特に肉かな！牛より豚が好き！』太宰「共食い？」『誰が共食いじゃこら』 ページ7

さてさて、久しぶりだね！希崎ちゃんだよ！
あ、あの後？あの後ね〜、

ちょっと、大変な事が起きたんだ…



随分と時間が経ち、空も暗くなってきたと言うのに、マークは止まらない。
嘘つき猫目少年の歌を歌ったり、手が伸びすぎる海賊の歌を歌ったり…そりゃ、レパートリー豊かですわ。

ジョンもルーシーもかなり飽きたようで、本日何回目かも分からないドリンクバーに向かっていた。

そこでふと、最近自分の携帯を確認していないことに気づく。
マークの熱唱を横目で確認しながら、携帯を開くと通知241件。
おいコラ流石に二度見したわ。

殆どが芥川。しかもほぼ同じ内容…
「いつ会える？」だったから、
とりあえず「今度な！！＼( 'ω')／ﾋｨﾔｯﾊｧｧｧｧｧｧｧｱ！！！」と送っておいた。
送信ボタンを押した瞬間に、あ、これ殺されるんじゃね？とも思ったが…ま、大丈夫だよね！！

次に多いのが中也。
でも、一番最後に中也が送って来たメールだけ…なんかちょっと雰囲気違うんだよね。
「会えないか？」的なメールだったから、カラオケ＋マークを撮って「NOW」と付け送り返した。

「なーに見てんの？」

『うおい、マーク顔ちけぇよ！』

「わざと！それより、さっきの彼氏？」

『あー…友達？なのかな？』

「ふーん」

『聞いといて随分と興味無さそうだな』


何だかよく分からないが、私の答えに興味を無くしたマークは隣に座りニヤニヤと私に笑いかける。

「じゃあさ、僕と付き合っちゃえば！？」

『何をいきなり！？』

突然のカミングアウト、そして、少しずつだけど…シートに押されてる？
助けを呼ぼうとするもジョンとルーシーはドリンクバータイム。きっと色々混ぜ合わせて楽しんでいるのだろう。

「えー？だって、ノリ合うじゃん？
僕結構タイプなんだよね〜Aちゃんみたいなコ」

『顔が？』

「いや、顔は別に…」
『おいコラ』

巫山戯ている間にも、私の肩を押す力は強まっていく。
真っ青になりながら逃げようと身を翻すと、
「逃げちゃだーめ」と腰を捕まれ抑え込まれる。

マーク「タイトル欄では初めてのマークだよ！」『うぃーっす！マークとは結構気が合うんだよね！』マーク「あ、それわかる！波長が合うっていうかさ！多分入れ替わっても誰も気付かなそう！」『え、でもマーク程私馬鹿じゃないよ』マーク「え？僕も希崎ほど馬鹿じゃないって思ってたんだけど…」『え？』マーク「え？」『…じゃ、どっちも天才ということで！』マーク「それだ！」ジョン「……本当に馬鹿だね」→←『最近コメ欄で嫁コメが増えている件について』太宰「誰！？私の外套に I love slug (蛞蝓)って刺繍したの！ 」『菜花さんにはもう希崎のイタズラ賞をプレゼントしたい！w』中也「俺のギャグに対する反応があって驚き」『もろ滑ってたもんな』中也「土に帰りてぇ…」『あと、ひよこさんの質問ね！"答えはいえっさー☆"だよ！』

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