〜侑李side〜 ページ6
〜侑李side〜
「まーた来たの??」
ん?
なんか聞きなれた声が上から降ってきた
上を見ると……
大貴!?!?
上には眠そうな大貴が座っていた
有岡大貴
俺と同い年で幼なじみ
あんまり人と絡むことが好きじゃない大貴
その大貴が、俺の苦な大野と会話してる!?
実「いいじゃないですか。」
不機嫌そうに答える大野
あまりの驚きで動けなくなった俺
o「んふふ^^ね、タバコ頂戴?」
!?
は?
え??
大貴!
まだ未成年だよ!?
実「やです。そもそも私吸わないし。持ってるだけだもん。」
大貴を睨む大野が新鮮だった……
いつも笑顔でテンション高めの大野しか俺は知らないから
大「いーじゃんかー?一本ぐらい」
実「いやですぅ!これはあの人のだから!」
大「ちぇー。お前ケチー。」
実「勝手に言って下さい。」
プイッとそっぽを向いた大野
o「ふふ…じゃ、」
ストン
うえぇーーー!?大貴が上から降りてきた!?
足痛くないの、あんた!?
俺の心の声が聞こえるはずもない大貴は、俺に背中を向けて大野に近づいていった
大貴はそっぽを向いてる大野の隣に座った
大「タバコーもーらいっ♪」
楽しそうに大野のそばに置いてあったタバコをとって箱から一本取り出して
実「もう知らない。いいよ」
大「ね、火ちょうだい♪」
実「ライターそこにあるじゃん」
どういう関係なんだよ!?この二人!
大「えー?先週はつけてくれたのに」
素をあまり人に見せない智くんが素を見せている
実「先週は先週です。もう忘れなさいよ。過去は過去なんだから」
大「そんな事いうならお前も忘れればいいじゃねえか?説得力ないぞ?」
実「………………」
大「…………過去は過去と区切りたいならお前も忘れろ。
侑李のことも侑李との思い出もだ」
……え?
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆。ちゃま.:*・゜ | 作成日時:2016年8月20日 0時