どりーむあんとぅわいえんど (ページ7)

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どりーむページ7

そんなことが分かったからといって特に何か変わるわけもなく

さやか｢昨日の夢は｣

優芽｢知念くん、夜中に山田くんとご飯いったみたい｣

さやか｢やまちね！？｣

優芽｢あ、途中から有岡くんも来てたよ｣

さやか｢なんてこと…｣

こうやって、オタクのさやかに少し情報上げるくらい

他にはこんなの何の役にも立たない

なぜ、こんなことになったのか

そんなことは誰にもわからない

でも、私が寝ることで知念くんの脳と絡み合うのは確かで

あ、ひとつ気づいたことは彼が寝てなくても私は彼になれるってこと

なれるっていうか、彼の聴覚、視覚のふたつが私に伝わってくる。

ただ、それだけ。

彼の聴覚、視覚が夢に出るからって何か変なことはないし役に立つこともない

この能力が後々彼を助けるなんて

この能力が彼と私を出会わせるためのものになるなんて

そんなこと一切知らない