140：恋のヴィランキューピット ページ43
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｢司さん！おかえりなさいっす！｣
杠｢司くん！！｣
みんな夕食を食べ終え、寝る前の談笑をしていたところにようやく司が帰ってくる。
琴寧の姿は見えないものの、杠は急いで司の元に駆け寄り彼女の安否を確認した。
杠｢限界だったってみんなが…！｣
司｢連日の空腹と足の痛みで狼狽していたようだね。うん、俺の分を少し食べさせてもう寝かせたよ。｣
杠｢…巫女様、最近どんどん痩せていく。｣
司｢俺のせいだ。明日、少し遠出して獲物を捕ってくるから、彼女を頼めるかい？川の水を温めて彼女の体を拭いてやってくれ。｣
杠｢もちろん！｣
なんて、
なんて綺麗な愛なんだ、と思った。
まっすぐに私達を想う巫女様を、否定せず、彼女がいなくてもこんなに尊重する彼が、メディアなんかでは絶対にわからない優しい心の持ち主で。
何度も、何度も彼を取材したファンだからこそ、彼が心の底から彼女の幸せを願ってると、わかる。
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南｢…もう、何やってるのよ……琴寧｣
『んむ……ぶふぅ、口に空気を溜めるの難しいね』
こんなに、
こんなにかわいいのに、
頭が良くて、余裕があって、
慈悲深くて、素直で、
南｢んふ…うふふっ、怒ってるの？｣
『南の真似がしたかったんだ』
こんな私にも、こんなに真っ直ぐな目を向けてくれる子を嫌いになる人なんて居ない。
わかってる。
琴寧の周りの男の子が社会的地位とか外見とか、そういうので好きになったんじゃないって。
彼らも琴寧の、中身を知って好きになったって、
でも、
南｢(やっぱり、司さんが1番だよ……)｣
彼が1番琴寧をわかってあげられるって、思うんだ。
『仁姫、ねぇ、君も怒ってる顔してみてくれ』
ニッキー｢私にこんなかわいいのはできないよ、やるとしたら……こうかな｣
『そっちの方が迫力があるね。…どう？できてる？』
南｢うーん、怒ってるってより、レモンを食べたみたいな顔ね｣
『難しいな』
食事ももう終わり、次の仕事が再開するまでのちょっとした期間に、竹筒のコップ片手に談笑する。
いいわよ、好きになっても。
でも絶対絶対、邪魔してやるんだから。
龍水｢ハッハー！！琴寧、俺と一緒に空の旅に行こう！！貴様に美しいこの新世界を見せてやる！！｣
この自分勝手金持ち坊やには特に！！
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柏餅(プロフ) - 栗子さん» \(//∇//)\ (2月23日 11時) (
レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» あけましておめでとうございます〜！🐉⛩️🎍ハートのクイーンは今後も重要な要素なので注目されて嬉しいです！！✨今年もよろしくお願いします！！🫶 (1月13日 17時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - 夢主ちゃんハートのクイーンが欲しかったのお嬢すぎて好きです！遅れましたが明けましておめでとうございます！ (1月9日 13時) (レス) @page50 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - マジで共感の嵐です！ (12月7日 17時) (レス) id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
栗子(プロフ) - 柏餅さん» Dr.STONEの女の子ってマジでいい女ばっかですよね〜！最新話まで見てくれてありがとうございます！！🥳 (12月4日 23時) (レス) id: 117de47d08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗子 | 作成日時：2023年10月3日 22時
