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神楽ちゃんに連れてこられた場所は、『万事屋銀ちゃん』という看板のたった建物だった
神「ただいまアルー!」
神楽ちゃんが当たり前のようにズカズカと入っていく
勝手に入って大丈夫かな……。
まぁ、これ位であの人が怒るとは思わないけど
神「ほらAも早く入るヨロシ」
『お、お邪魔します…』
初めてここに入る訳じゃないけど、誰かに連れてこられると改めて緊張する
何故初めてではないかと言うと、ここの店主が兄さんの友達で、兄さんが死んでからよく私の面倒を見てくれたし、
私が城で護衛人として働き始めてからも稀に会ったりしてた。
新「あ、神楽ちゃんお帰り。あれ?その子は?」
神「Aアル、今日友達になったネ!」
『どうも』
真面目そうな眼鏡の男性にぺこりと頭を下げた
新「そうなんだ。僕、志村新八です」
神「新八、銀ちゃん何処アルか?」
新「あぁ……あの人ならパチンコに行ってるよ」
神「またアルか。どうせまた当たらなくて金の無駄遣いになるだけなのに懲りない奴アル」
二人が呆れた顔をしながら、特に神楽ちゃんはボロクソに言う
『そんな頻繁に行くの?』
神「そうヨ!おまけに家賃もまともに払わないアル」
それは、酷い←
銀「お〜帰ったぞ〜」
ガラガラと扉が開き、聞き覚えのある声がした
新「銀さんお帰りなさい」
神「銀ちゃん遅いアルよ!」
銀「悪りぃ悪りぃ。……あ」
手をひらひらとさせながら入ってきた銀髪の男が私に気付き、立ち止まった
銀「お前……」
『どうも、お邪魔してます。
銀時さん』
銀「おう、ゆっくりしていけや」
優しく微笑んだ彼は
銀「いちご牛乳取ってくる」
と言って何処かへ行ってしまった
新「えっと、どういうことですか?」
神「銀ちゃんとAって知り合いアルか!?」
『えっと……』
混乱して激しく問い詰めてくる二人に私は簡潔に説明した。
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風蘭doll(プロフ) - ありがとうございます!こんな素晴らしいコメントを頂けて……私嬉しい!← (2018年9月14日 16時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とても素敵でした...!一国傾城篇なんてもう素敵すぎて...!続き楽しみにして待ってます!更新頑張ってください! (2018年9月14日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - あくびさん» ありがとうございます!最近英検の勉強その他諸々で中々書けねぇ…でも暇を見つけたら即効書くつもりですのでもうしばらくお待ちを(*´-`) (2018年9月2日 14時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
あくび - 続きが見たくなりました 頑張ってください (2018年9月2日 13時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll - ありがとうございます!確かにね。でもモブの役目を主人公にやらせるパティーンを一度やってみたかったのだ\(^o^)/ (2018年6月27日 19時) (レス) id: 9a15409760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2018年6月18日 21時