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銀「A!」
土「A!無事だったか」
銀時さんと土方さんが慌てて駆け寄ってきた
『私は大丈夫』
高「ククッ、ああ返してやるさ。ほらよ」
高杉さんは槍を私の方へ投げ捨てた
高「まぁ今回は諦めるとして、A。
てめぇには見せてぇモンがある」
『私に?』
高「これだ」
高杉さんが持ってきたのは変わった形の槍。
これって確か……
銀「!ロンギヌス…」
高「正真正銘、真夜の物だ」
そう、兄さんが使っていたロンギヌスの槍。
行方が分からないと銀時さんが言ってたが、
高杉さんが持ってたのか。
高「俺にとっちゃ真夜は大切な存在だったみたいでな……。
攘夷戦争が終わってもなお、奴が死んだ事に納得がいかない自分がいた……。
だから俺ぁこうやって奴の変わりとしてこの槍を持っていたんだ」
そう語る高杉さんはとても悲しい目をしていた
銀「…分からなくもねぇが
だからと言ってAを無理矢理鬼兵隊に入れるのとは話が別なんじゃねーの?」
威「違うヨ、Aは春雨に入るんだ^^」
神「神威ィィ!!てめーAに手出してねぇだろうなァァ!?」
威「そんなの答える義理はないヨ」
沖「てことは出したって解釈してもいいですかィ?」
神楽ちゃんと沖田さんが神威さんに殺意を向ける
…また争いが起きそうだな
『待って二人共、私なら何もされてない』
神「…本当アルか?こいつに全身触られたりしてないアルか?」
沖「ピーやピーされてませんかィ?」
『されてないからそういう発言控えて』
何でそういう展開になるかが一番疑問だけど。
土「とにかくお前らが何を言おうとAは返してもらう」
銀「A、帰るぞ」
『うん……ありがとう』
銀時さんの手を握ると、優しく握り返してくれた
あったかい……。
神「あ!銀ちゃんだけズルいネ!
私も私も!」
土「おいてめーら気安くAに触ってんじゃねぇ」
沖「Aーもう俺ずっとこの状態で帰っていいですかィ?」
『駄目、重たいから』
*この状態=バックハグ
近「じ、じゃあ俺もAちゃんにくっつきに行こーっと」
全「ゴリラは引っ込んでろ」
近「何でェ!?」
『……おつかれ』
新「Aちゃん憐れみの目で見てあげないで
近藤さんのライフポイントがもうゼロになってるから」←
ついさっきまでドタバタがあったのに今では何事もなく皆いつも通りの調子だった
騒がしくて、個性的で、楽しい仲間。
私はそんな仲間が大好きだ。
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風蘭doll(プロフ) - ありがとうございます!こんな素晴らしいコメントを頂けて……私嬉しい!← (2018年9月14日 16時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とても素敵でした...!一国傾城篇なんてもう素敵すぎて...!続き楽しみにして待ってます!更新頑張ってください! (2018年9月14日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - あくびさん» ありがとうございます!最近英検の勉強その他諸々で中々書けねぇ…でも暇を見つけたら即効書くつもりですのでもうしばらくお待ちを(*´-`) (2018年9月2日 14時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
あくび - 続きが見たくなりました 頑張ってください (2018年9月2日 13時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll - ありがとうございます!確かにね。でもモブの役目を主人公にやらせるパティーンを一度やってみたかったのだ\(^o^)/ (2018年6月27日 19時) (レス) id: 9a15409760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2018年6月18日 21時