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月「キ…キャ〜将軍様私のパンツ返して〜!!」
銀「グハハハハ!!悪いパンツはいねーがショーグン!!
お"え"え"え"」
……汚い。
定「…茂々さん、貴方…そんなモジャモジャの頭してましたっけ」
銀「あ、コレこいつのパンツについてたヘア…」
あ、またクナイ刺されてる
定「この部屋あんなモジャモジャのオブジェありましたっけ」
信「あ、コレ部屋についてたヘアですショーグン」
いやそれどう見ても茂々様のアレでしょ。
……うん。何が言いたいかは大体察して。
定「…フフフ、全く貴方って人はこんな時にたくましいんだか図太いんだか。
でも遊興も程々にしなければいけないよ。
私は女子によって身を滅ぼしてきた者達をたくさん見てきたんでねぇ。
そう、
「傾城」には…気をつけなさい」
傾城?何の話をしているんだろう
『ねぇ銀時さん、傾城って何?』
私は小声で聞いたけど、
銀「お前が知るにはまだ早すぎる。
そーゆーのは二十歳になってからだぞ」
って言われた。
…って事はアッチ系の話か(←察した)
月「上様」
銀「!!」
『月詠さん?』
月「数々の御無礼お許し下さい。
ただ一つお聞かせ願いたく……
その傾城を、鈴蘭を覚えていらっしゃいますか
……いえ、覚えていらっしゃらなくても結構です
それでも……それでも……」
定々様は暫く黙っていたが、やがて口を開いた
定「……そうか。
あの鈴蘭が、まだねェ…」
定々様は震えていた
定「鈴蘭……
忘れるものか、忘れられるものか。
その慈愛に満ちた瞳、華やかで軽やかな立ち振舞い、
滑らかな髪、艶やかな唇、柔らかな肌、
そして……」
襖が破られ、刀を持った男達が現れた
定「血に濡れた手。
また……しゃぶり尽くしたいものだねェ」
定々様の本性が露になった
それよりもヤバい、完全に囲まれた
定「いやはや泳がせて正解だった。
お陰でいい道具が手に入ったよ。
捕らえなさい、幕府重臣殺害及び、城中を嗅ぎ回る見廻組局長を殺してくれた下手人を」
え?佐々木さんが殺された?
そんな……
『失礼ですが定々様、それは何かの間違いでは』
私は冷静さを保って尋ねたが、
定「悪いねェA君、
その者達といた以上、君も共犯者だ」
私の意見は聞き入れて貰えず、そのまま捕らえられた。
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風蘭doll(プロフ) - ありがとうございます!こんな素晴らしいコメントを頂けて……私嬉しい!← (2018年9月14日 16時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とても素敵でした...!一国傾城篇なんてもう素敵すぎて...!続き楽しみにして待ってます!更新頑張ってください! (2018年9月14日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - あくびさん» ありがとうございます!最近英検の勉強その他諸々で中々書けねぇ…でも暇を見つけたら即効書くつもりですのでもうしばらくお待ちを(*´-`) (2018年9月2日 14時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
あくび - 続きが見たくなりました 頑張ってください (2018年9月2日 13時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll - ありがとうございます!確かにね。でもモブの役目を主人公にやらせるパティーンを一度やってみたかったのだ\(^o^)/ (2018年6月27日 19時) (レス) id: 9a15409760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2018年6月18日 21時