#12 ページ13
〜探索中〜
『ん〜……中々見つからないな…』
近｢まぁその内きっと見つかるさ！｣
『ゴリラさん、もう一度だけ言うわ。服着て』
近｢？ちゃんと着てるじゃないか｣
『私が言ってるのは下半身の方だから』
近｢いやだって暑いしムラムラするs『早く着て』ハイ｣←
只今ほぼ裸の男二人に挟まれて絶賛探索中
穴があったら入りたい。
ﾄﾞｻｯ
『？』
何、今の音……
向こうからしたっぽいけど……
茂｢どうした、A｣
私がいきなり立ち止まって一点を見つめていた為、茂々様が心配して声をかけてきた
『いえ……向こうで何か物音がしたので』
近｢物音？何も聞こえなかったが…｣
それじゃあ気のせい？
でも何か鈍い音がしたような……確かめておこう
『私、見てきます』
茂｢分かった、気をつけろよ｣
『はい』
叢をかき分け、物音のした方に向かう
『？何だろ、ここ…』
目に留まったのは小さな洞窟。
私は何となくそこが気になり、中に入った
『……！臭い……』
洞窟の中は異臭がした
そう、例えば、血や腐った死体の臭い。
歩いていると、足に何かが当たった
よく見るとそれは死体の手だった
『気持ち悪い……何でこんなに死体が……』
｢あれ？誰かいる。珍しいネ、こんな所に人なんて｣
『誰？』
ふと洞窟に響いた声。
私は反射的に槍に手をかけていた
威｢俺は神威、君は？見たところ地球人だネ｣
現れたのは、サーモンピンク色の髪を三つ編みにし、包帯を巻いた男だった
彼の笑顔は一見普通かもしれないが、どこか狂気的にも感じた
『…飛鳥A。ねぇ、この人達は皆貴方が殺したの？』
威｢御名答、よく分かったね｣
『何となくそう感じたから』
威｢ふーん……｣
神威さんは笑顔のまま私に近づいてくる
何なのこの人……何でこっちに近づいてくるの？
私は後ずさるが、行き止まりなのか、背中が壁に当たった
神威さんは私を観察するようにジロジロと眺める
…これ何気に恥ずかしい←
威｢君って小さいけど意外と強かったりして？｣
『まぁ間違ってはないかもね』
威｢やっぱり！じゃあさ、俺と一発殺り合わない？｣
『お断りします(即答)』
威｢いーじゃん別に。それに君、良い武器持ってるし。
だから、ね？｣
『わっ……拒否権はないって事？』
威｢そういう事(^^)｣
神威さんのパンチを慌てて避けて見ると
さっきまで私のいた位置の地面が砕けていた
…これもしかしなくても逃げた方が良いよね
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風蘭doll(プロフ) - ありがとうございます！こんな素晴らしいコメントを頂けて……私嬉しい！← (2018年9月14日 16時) (
レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とても素敵でした...！一国傾城篇なんてもう素敵すぎて...！続き楽しみにして待ってます！更新頑張ってください！ (2018年9月14日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - あくびさん» ありがとうございます！最近英検の勉強その他諸々で中々書けねぇ…でも暇を見つけたら即効書くつもりですのでもうしばらくお待ちを(*´-`) (2018年9月2日 14時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
あくび - 続きが見たくなりました 頑張ってください (2018年9月2日 13時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll - ありがとうございます！確かにね。でもモブの役目を主人公にやらせるパティーンを一度やってみたかったのだ＼(^o^)／ (2018年6月27日 19時) (レス) id: 9a15409760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風蘭doll | 作者ホームページ：http://flandoll'scollections
作成日時：2018年6月18日 21時
