そよ姫様の小さな護衛人

#11 ページ12

船は目的地に到着し、全員降りた訳だが……


『何ここ、サバンナ？』


人の姿は全くなく、荒野が広がってるだけ。

なんて所に来てしまったんだ(ﾟ_ﾟ)


茂｢ほう、他の星はこういうものなのだな｣

『茂々様違います、絶対違いますから感心しないで』


しかも暑い……


近｢いやー、にしても暑いなここは！｣

沖｢そうですねィ｣


皆上着を脱いでクールビズ状態になっている

ってあれ？

ゴシゴシ(←目を擦っている)

……幻覚かな、ゴリラさんが全裸に見える←


山｢ちょっ、局長！暑いのは分かりますけど服着てください服！

仮にも女の子がいるんだから！｣

『そうだよゴリラさん、早く着ないと刺すよ？』

近｢すいません今すぐ着ます！｣

山(あれ？13歳ってこんな物騒な事言う年頃だっけ？)←


私もベスト脱ご。暑すぎる……


沖｢……｣

『……何』


沖田さんが私をじっと見つめる


沖｢Aって貧乳ですねィ｣

『あんたサイテー。それに私まだ成長期の真っ只中だし』

沖｢それで身長も伸びりゃいいですけどねィ｣

『殺す』←


さすがに今の一言はカチンときた

それプラス暑さで血圧上がりそう。


『はぁ……。こんな所じゃ水すらないんじゃない？』

土｢かもしれねぇな。

けど、一応探しておいた方がいいだろ｣

茂｢なら、皆で探そう｣

『そうですね、え"？』←


えと、茂々様？何でパンツだけ？

……もう突っ込まないでおこう←


沖｢んじゃ、俺とAで探しやす｣

土｢いやお前は俺と探索だ｣

沖｢ﾁｯ、くたばれ土方ﾎﾞｿｯ))｣

土｢今舌打ちしたよな、あとくたばれっつったよなお前！！｣

沖｢やだなァ〜、んな事言ってやせんぜ。

土方さん遂に難聴になりやしたかィ？｣

土｢埋めるぞテメェ｣

『私は茂々様と探します、護衛なんで』

近｢あ、俺も将軍様の御供をするよAちゃん｣

『じゃあお願い』


こうしてそれぞれバラけて探索することになった。

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