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舞「飛鳥殿ォォォ!
何処ですか飛鳥殿ォォォ!!
はっ、姫様!飛鳥殿が何処にいるかご存知ですか!?」
そ「あ、爺。Aちゃんなら散歩してくるってさっき出ていったよ」
舞「何ですと!?
また一人でふらふらと……全くはしたないですぞ!」
そ「仕方ないよ、そういうお年頃なんだもの」
舞「どういうお年頃ですか。爺そんなお年頃知りません!」
そ「私も知らなーい」←
舞「はぁ、彼女のマイペースさには気が滅入りますぞ」
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ー江戸の街にてー
『おばさんこれ頂戴』
「はいよ!お嬢ちゃん可愛いから団子もう一つタダでつけとくよ!」
『…どうも』
私はいつものように適当に街をふらつき、気分で甘味処でお菓子を買って食べ歩いていた
「見てママ!あの子凄い槍持ってるよ!
カッコいい〜、僕も欲しい!」
「こら!人を指しちゃいけません!」
小さな男の子が私を指していた
すると男の子は私の元に駆け寄ってきた
「ねぇねぇ、それ何処で買ったの?」
『これは昔から私の家に置かれていた物なの。
だからこれが買った物なのか私にも分からないの』
「そうなの?じゃあ買えないの?」
『……分からない』
男の子は少し残念そうな表情をした
少し申し訳なく感じていると、その子の母親がやって来た
「何してるのあんた!ごめんなさいね、うちの子が……」
『いえお気になさらず』
「それにしても立派な槍ね。
貴方もしかして何処かの役人さんか何か?」
『一応城で護衛人をしています』
「まぁ!まだこんな小さいのに偉いわねぇ。
お仕事、頑張ってね。」
『ありがとうございます。では、失礼します』
私は女性に頭を下げ、再び団子を食べながら街を歩いた
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風蘭doll(プロフ) - ありがとうございます!こんな素晴らしいコメントを頂けて……私嬉しい!← (2018年9月14日 16時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とても素敵でした...!一国傾城篇なんてもう素敵すぎて...!続き楽しみにして待ってます!更新頑張ってください! (2018年9月14日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll(プロフ) - あくびさん» ありがとうございます!最近英検の勉強その他諸々で中々書けねぇ…でも暇を見つけたら即効書くつもりですのでもうしばらくお待ちを(*´-`) (2018年9月2日 14時) (レス) id: 7e36fddfa3 (このIDを非表示/違反報告)
あくび - 続きが見たくなりました 頑張ってください (2018年9月2日 13時) (レス) id: 2e696d8010 (このIDを非表示/違反報告)
風蘭doll - ありがとうございます!確かにね。でもモブの役目を主人公にやらせるパティーンを一度やってみたかったのだ\(^o^)/ (2018年6月27日 19時) (レス) id: 9a15409760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風蘭doll | 作者ホームページ:http://flandoll'scollections
作成日時:2018年6月18日 21時