【銀魂】ドsな最狂少年は、夢主振り向かせ計画をたてます！！総「好きでさぁ！」貴「え」≪ドッキュン≫

130発目 総悟「秋といったらスポーツの秋でさぁ。剣の手合わせやりやしょう」 ページ35

《カラン…》

机にコップを置いた振動で氷が音を立てる。薬をするカップルもいれば、密売しているものたちも集うこの場は____________…

A「とてつもない邪悪な闇を感じるんですけど。何ココ？」
総悟「まぁ気にしないほうが楽なもんでさぁ」
A「いや、なんでここに来たの？」

ご飯は食べ終えたからあたしは一刻も早くここから出たいのだ。しかし、その雰囲気を感じている総悟は一向に出て行こうとしない。

総悟「おめぇがどこでもいいって言うからここに来やした」
A「いや、何故そうなる？」

まぁわかった。こいつに何処でもいいやらなんでもいいやら言うとこういうことになる。でもここのお店ご飯だけは美味しいんだよねー…

総悟「ここ、昼は普通のファミレスなんでさぁ。でも夜になると路地裏奥にあるここの店はああいう奴らの溜まり場になるんでさぁ」
A「へー、詳しいんだ」
総悟「ここのマスターの助手が桂に似てるんでさぁ」

かつら？なにそれ。カツラ？あたしはマスターらしき人の横にいる長髪の男を見つめる。あの人の髪…カツラなのか。←

総悟「おめぇ桂のこと知らないんですかぃ？」
A「うん。でもあの人じゃない気がする。いい人そうだし」

総悟は長髪の男を見つめると一言、
“確かに…悪い奴じゃないんでさぁ”
と言った。その言葉には感情はこもってなかった。

そうこうしてるとマスターらしき人が近づいてきた

マスター「店終いだ。最近物騒だからね、お嬢ちゃん気をつけなよ？まぁ彼氏さんが守ってくれるだろうがよ」
A「…彼氏じゃ((総悟「当たり前でさぁ。何があっても守り抜るぜィ」))そーごくぅぅん！？」

なんでだぁぁ！？マスターは“頼もしいねぇ”と言いながらレジへ入る。

A「なぜにカップル？」
総悟「カップル割が効くんでさぁ」
A「そゆこと！」

そういう事なら…と思いながらレジへ向かう。

マスター「カップル割な、1890だ」
A「1000円も割引して大丈夫なの？」
マスター「おまけだよ。オマケ」

そっか！と返事をして財布から金を出そうとした瞬間…

総悟「これから行くところがあるんでねぃ。お釣りは結構でさぁ」
マスター「ありがとうございます。またのご来店を…」

《ガチャン》

店の中では______
桂「危なかった…一番隊隊長沖田総悟がまさかここに来るとは……と言うよりもあの女、前に銀時の家にいた子に似ている…まさか、双子か！」
マスター「おめぇさんバカだなぁ、桂とは思えねぇよ」

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