【銀魂】ドsな最狂少年は、夢主振り向かせ計画をたてます！！総「好きでさぁ！」貴「え」≪ドッキュン≫

125発目 沖田side ページ30

“俺がアイコンタクトしたら総悟、Aを担いでこの場を離れろ。それしか手段はねぇ”

近藤さんが言い訳を考えている間に土方さんはそんな事を俺に言ってきた。もちろんやるに決まってまさぁ。じゃねぇと旦那はAを離さないんでねぃ。

ちらちらと土方さんの顔を横でうかがっていると合図が来た。

その瞬間、俺はAを担いでその場を去った。もちろん後ろからは土方さんと近藤さんが走って付いてきている。

A「ちょ、腹痛いんだけど！せめておんぶとか…」

俺もAを肩に担いで全力疾走だから横抱きにする暇もない。
追ってはこなかった旦那の様子から見ると多分「仕方ねぇなぁ」とでも思っているんだろう。

______……

屯所に帰ってAを肩から降ろす。
すると、すぐさま立ち上がって

A「テメェらは1ヶ月でさえも待てねぇのかよ？」

と、このように明らかに怒っていた。

総悟「無理ですねぃ。俺たちにとってAは必要不可欠な存在なんでさぁ」
土方「本来なら明日の1日だけなんだが今日半日だけでいい、真選組からの依頼だと思ってここにいて欲しいんだよ」

Aはそれだけ聞くと俺たちの横を横切って土方さんの部屋の戸を閉めてしまった。やっぱり、無理ですかねぃ…

土方「まぁ、いいだろ。他の連中には申し訳ねぇけどな」
近藤「そうだな、トシ。Aちゃんが元気にやっている、それだけで十分だ！」
総悟「そうですねぃ。今回はこれで良かったんでさぁ」
「そっかー。じゃあ今日はお客さんでいいのかな？」

全「え」

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