優しさに包まれて【不死川実弥】

白蛇 ページ14

『今度はあなたですかぁ？』





蛇を首に巻いてる伊黒さんが来た






「遊びに来たぞ」







『来なくていいんですけどぉ…』








何で信用していない人と遊ばなきゃ行けないんですかぁ？ていうか私…15なんですけどぉ…そんなに幼く見えますかねぇ？







「蛇の鏑丸だ」







誰も聞いてませんよぉ…








『白蛇…』






「あぁ」







『いいですねぇ。白い蛇は神様の使いって聞いたことありますよぉ』






「そうなのか」






『はい。まぁ神様は大嫌いですけどねぇ』






私は死にたいと願った。だから死んだ。なのにこんな不思議な世界に転生させて…神様は何をしたかったんでしょうかねぇ…







「お前はいくつだ」






『15ですよぉ？』






「！？じゅ…！？」






『…？』





なんでそんなに驚かれてるんでしょうかぁ…？この人もまた不思議な方ですねぇ…






「俺はてっきり12ぐらいかと…」






『貴方それ身長で決めてませんかぁ？人を見た目で判断しちゃ駄目だって言われませんでしたかぁ？』







確かに15にしては身長は低いけど…12は酷いですねぇ…







「すまなかった」






『まぁいいですよぉ』







そこまで気にしてませんしねぇ…多分









「じゃあな祈祷。また来る」









ここから出ていく人な皆そう言いますねぇ…









"来ないで"と願えば願うほど来る気がするのは私だけですか？

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