吸血鬼が27人 ページ29
待って。敵同士？何その話…？知らないんだけど…
「じ、人種が…違うからって意味…？」←
「…なんも知らないんだ。……バカか…」
なっ⁈
知らないだけでバカはないでしょ。
「はぁ…そろそろ退いて。立ってるの疲れた」
「ご、ごめんなさい！」
天月さん…どんどん声のトーンが下がっております…怖いです…
お陰で声が裏返ったじゃないですか←
天月さんはもう一度溜息をつくと部屋のドアを開けた。
そして丁寧にドアを持ってくれる。
……んん？
「あ、あの…天月さn」
「入って」
はい⁈
さっきまで邪魔だ帰れオーラ剥き出しでしたよね？
なんで急に…
「早く入って…！」
はい入りますすいませんんんんん。←
入るから睨まないでお願い…！
「お邪魔しまーす…」
わぁお。おっしゃれー。
なんと意外にも天月さんの部屋はオシャレだった。
赤いベッドに黒のソファ。カーペットは赤と青のチェックでデスクは薄い茶色。
壁には三日月の形をした時計がかけられていた。
「何人の部屋ジロジロ見てんの」
「いや、凄いオシャレだなぁって思いまして。センス良いですね」
憧れるなぁ、こうゆう部屋〜
先ほどの緊張感はどこかに吹っ飛び、私は部屋を眺めるのに夢中になった。
「ここ、座って」
指定されたソファに大人しく座る。
あ、ふわふわだ。←
天月さんは私と向かいの椅子に座った。
てか、そらるさんの時も同じ事をやったような…
何言われるんだろ…？
「俺は人間が嫌いだ…大切な仲間を傷つける人間が大嫌いだ……嫌いで怖くてしかたない」
ポツリポツリと話し出す天月さん。
「理由もなく吸血鬼を傷つける人間が大嫌い。今も、これから先も」
人間の私にはグサリとくる言葉。
「そ、う…ですよね。大嫌いな人間と関わりたくないですよね。もう、関わりませn」
「でも…アンタが大嫌いな人間でも、アンタはあんな酷いことしないって感じた」
静かに椅子から立ち上がると、バッと頭を下げられた。
え、ちょ…何してるの⁈
「さっきは冷たく当たっちゃってごめんなさいっ‼こんな時に言うのもどうかと思うけど………お、俺と友達になって下さいっ‼」
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留空-るぞら-(プロフ) - リルさん» コメありがとうございます！神だなんて私にはもったいない言葉ですよ(笑)自信を持って、お互い頑張りましょう！ (2018年6月14日 5時) (
レス) id: 812462b112 (このIDを非表示/違反報告)
リル(プロフ) - 初投稿でこのクオリティ・・・神としか言いようがない！私も最近占ツク投稿始めたんですけど、全然駄目駄目です………。 (2018年6月9日 21時) (レス) id: 2e93d67cbd (このIDを非表示/違反報告)
猫崎 炉斗(プロフ) - ナモカさん» コメありがとうございます！分かります！私も耐えられません 笑 (2018年5月1日 12時) (レス) id: 812462b112 (このIDを非表示/違反報告)
ナモカ - 吸血鬼と生活、我は無理!死ぬ。 (2018年3月29日 9時) (レス) id: 06929f16b1 (このIDを非表示/違反報告)
猫崎よと(プロフ) - 彩加さん» コメありがとうございます！雰囲気が好きだなんて…嬉しい限りです！頑張らせていただきます！ (2018年2月27日 2時) (レス) id: 812462b112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：留空 x他2人 | 作成日時：2017年11月30日 6時
