32）二次会 ページ32
.
夜の風が、気持ちいい〜
なんか、久しぶりにふわふわする
そんなに飲んだつもりはないけど
さすがに、疲れが出てるのか
いい感じに、お酒が回ってる。
おっとっと、八戸くんぶつかってごめん
あ、また....チャンミンくん、女の子に捕まってる。
何を話しているのかな.....
あ、やばい、転ぶ
その時、ぐいっと、左手を取ってくれた人
見上げると、ユノくんだった。
「A、飲み過ぎじゃない？」
私の酔って、熱を帯びた頬を触るユノくん
あ、こういうこともするんだ.....
韓国の男性って.......
「飲み過ぎじゃない。ユノくん、二次会は？」
「帰る予定だけど....」
「え〜行こうよ、ほら、合同で行けばいいよ。」
酔っ払いの私の提案に、ユノくんの隣にいた課長が賛同してくれた。
「じゃあ、Aが亜衣に電話して、行っていいか確認して。」
ユノくんの電話を借りて、亜衣ちゃんに電話をする
久しぶりの亜衣ちゃんの声、嬉しくなった。
亜衣ちゃんは、連れてってあげて、と快く送り出してくれた。
「よし、行きますか。あれ？あの子は？チャンミンくん。」
ユノくんが、チャンミンくんを探す。
いつ、そんなに仲良くなったの.....？
「ほら、あそこ。女の子に囲まれてるよ。」
「チャンミンくーん！」
チャンミンくんと、周りの女の子が一斉に振り向く。
「いっしょに行こう〜！俺も行くよ！」
周りの女の子たちの気持ちも読まず
チャンミンくんを呼びつけるユノくんに
女の子たちには悪いけど、つい笑ってしまった。
それに、すぐ来たチャンミンくんも
どこか、少し嬉しそう。
「Aさん、飲み過ぎじゃないですか？」
ユノくんと同じように聞いてくる。
その顔は無愛想、笑ってはくれなかった。
.
人数もだいぶ減って
営業部と広報部で合わせて約30人
金曜日のこの時間から居酒屋は空いていなく
二次会は、カラオケの大部屋となった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃむ | 作成日時：2020年8月29日 16時
