La la la Song (ページ32)

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LOVE LOVE LOVE -1 ページ32

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付き合って1ヶ月、初めてのクリスマス。

街にはたくさんのカップル、

その中に私たちもいた。
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YC「寒くない？」

「うん」

私より薄着なくせに、私の心配をする。

首にはマフラー、手には手袋。

どちらも私がプレゼントしたもの。

YC「あのカップル、ラブラブだー」

彼が寄り添って

見つめ合うカップルを見て言う。

「ほんとだー」

そう言うと、

彼は右手の手袋をはずして、

私に差し出した。

「ん？」

そんな顔をすると、

「もぅ～」と少し拗ねる。

彼は私の右手を取り、手袋をはめた。

右手の手袋には、

彼の温もりがまだ残っている

「こっちの手は？」と、左手を見る。

彼はその左手をさっと取り、

自分の右手と繋いだ。

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YC「俺たちもラブラブ。」

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そう言うと、くしゃっと笑った。

右手は彼の優しさで温かい、

左手は彼の体温で温かい。

風の冷たさなんて感じない

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しばらく手をつないで歩くと、

目の前にはイルミネーション。

キレイすぎて言葉もでなかった。

そのイルミネーションを少し遠くから眺める。

自然と私の頭は彼の肩へ。

彼の広い肩

肩を抱いてくれている左腕、

彼の全てが心地よかった。

仕事が忙しい中、

無理をして私に会いに来てくれた彼。

「ありがとう、ユチョン」

感謝の言葉と愛しい彼の名前を呼ぶ。

彼はまたくしゃっと笑って、私を抱きしめた。