宇髄天元の元妹

彼っ…かっ…か…彼氏！？ ページ19

「うるせっ」




何言ったこの人今！！え！？彼氏！？はあああああああああ！？





「彼っ…かっ…か…彼氏！？」




「おう。真風に言うなよー。俺殺されるから」




「いやいやいやいや。アンタ職業は？」




「教師」





ケロッと答えんな！！




「教師と生徒が付き合っていいと思ってんですか！？あれ…？でもバレなきゃ…んんんん！？」




姉ちゃん…年上が好みだったのか！？道理で今まで告白されても付き合わなかったわけだ！！





『…うるさい』



「姉ちゃん…」



「お、起きたかA」



「お兄ちゃ…？あれ…なんでここにいんの…？」



姉ちゃん寝ぼけてる…その人兄ちゃんじゃないよ






あれ？





でも姉ちゃんが兄ちゃんのこと"お兄ちゃん"って呼んだこと一度もない






寝ぼけてんだな！







『颯…？おかえり』



「ただいま姉ちゃん。ゼリーあるけど食べる？」



『食べる…』



「待ってて。スプーン取ってくる」




『うん』





台所にて





あの人は姉ちゃんの彼氏…






姉ちゃんなんであの人の事見て"お兄ちゃん"って言ったんだろ…





寝ぼけてたにしても自然すぎる







なんか隠してる？





「あ、あった」




俺はスプーンを取り、姉ちゃんの部屋まで向かった






「あいつ前世って信じると思うか？」





『さぁ…』





「信じるわけねぇよな…前世、俺とお前が兄妹だってこと」





『いや…颯が意外と馬鹿だから信じるかも…』







馬鹿じゃねぇし！！








いやそれよりも…







前世ってなんだ？

前世って…なに？→←確かに派手だ…

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