極秘任務、"性 教 育" 【刀剣乱舞】

If バッドエンド ページ21

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ブラック本丸…からホワイトへと

まるで洗濯のように汚れが落ちるほど

人の心は単純ではない

愛されたから、恨みを忘れられる

そんなはずもない

ブラック本丸から立ち上がった例は

よく聞くけれど、実際手で数えられるくらいしかないのだ

しかし、そんな中でも

審神者の渾身的な支えにより、立ち上がった本丸が

一つ、増えようとしていた

こんのすけ「最初はどうなることかと…」

『そうですよ、一体何回デコピンしたことか…』

こんのすけ「本当に審神者様のおかげです。お怪我もないようで…」

『はい、傷つけられてはいませんから』

怪我もなく、殺されることもなく

見事にブラックを復帰させた成功を

こんのすけは政府に持ち帰るそうだ

無事、怪我もなく刀剣男士を元に戻した

と、報告して。



そんな単純な話、あるのだろうか

何かを得る時には代償があるものなのだ。

ブラックを替えるのにもそれなりの代償が、

ある。はずなのだ

鶯丸「傷、一つない？嘘だろう」

『ブラック審神者は時に政府を騙すのですよ！』

鶯丸「あぁ、そう…だよな」

鶯丸の大きく角ばった手がゆるりと

太ももを張って、その肌を堪能していく

審神者の頰がゆっくりと朱に染められていき

庭の捉える優しい瞳が、雪のようにゆるりと溶けていく

鶯丸「そう、教え込まれたんだろう？」

『ひっ…い』

廊下の突き当たりは空き部屋となっている

無駄に広い作りのこの本丸は

前の主の性格上空き部屋が多く

そしてそこには布団がいつも、ひかれている

まるで、行為のためだけに作られたかのように。

暗く淫らに揺れる部屋の明かりを頼りに

しゅる…と布が悲鳴をあげながら暴かれていく

『いや、いやぁ！』

鶯丸「…こうやってみると酷い跡だ」

反射的に体が静かに震えて、喉から絞り出したような

小さな拒絶の声が漏れる

小さな、小さな、拒絶は本能的なものであろうが

叫ばないあたり、体に刻み込まれているらしい

柔らかく甘そうな肌が明るみに出されて

その全貌が明らかになる

滑らかな白い肌にくっきりと浮かぶ

数え切れないほどのキスマーク。

違う人物に付けられたのであろう、数多の歯型

強く腰を掴まれたからか、くっきりと残る手形に

ゆっくりと手を添えると、審神者が更に怯える

鶯丸「勿論、傷一つないぞ。この体は。


まぁ、キズモノにはなったがな」


性 教 育 〈済〉

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