43 兄 ページ43
「･･･ようやく＿＿＿＿＿＿話ができるなカルエゴ」
カルエゴの目の前にはAが会場で見ていた、四角いマスクを付けた見知らぬ悪魔の姿があった。
「････兄上」
「お前が私に会いたがっていたのは知っているよ。＿＿＿なに分多忙でね･･･。特に、この数ヶ月は身内にも所在を明かせなかった。」
「だが、その甲斐もあって･･･目標は無事達成できたよ。＿＿＿＿＿私は13冠になった。」
言葉を発さないカルエゴ。首を傾げるナルニア。
「喜んではくれないのか？」
「！ いえッ。おめでとうございます兄上･･･」
「うん＿＿＿＿用件は13冠についてではないようだね」
「･･･はい、恐れながら＿＿＿＿」
カルエゴはナルニアにバビルスで推薦したアトリという教師がバビルスで問題を起こしたことに関して問い始めた。
「ついては彼の素性やバビルスに推薦した経緯について詳しくお話を･･･＿＿＿＿＿＿「必要だった」＿＿＿＿」
ナルニア曰く、多くは機密事項らしいが、彼らをバビルスに送り込んだのは
「いいかい、カルエゴ。
･･･同じだ。幼い頃から共に過ごした、ナベリウスであることに誇りをもち、常に優秀で優しい尊敬する我が兄上。兄上はいつも通りだ･･･なのに、なぜこんなにも釈然としないのか。
「カルエゴ･･･これから魔界は変わる。」
ナルニアはカルエゴに近寄り、肩に手を置く。
「だから一つ忠告しておこう。＿＿＿＿＿＿あのイルマという子供にはもうこれ以上近づくんじゃない」
目を見開くカルエゴ。なぜ兄上の口からイルマの名前が出てくるのか。
「あれは危険だ。これからの魔界に不要かつ害をなす存在になる。」
「我々が最も忌むべき存在＿＿＿＿そう･･･彼は＿＿＿＿＿カランッ＿＿＿＿＿＿」
「＿＿＿＿＿誰だ。」
音が鳴った方向にナルニアが鋭い視線を投げかけた。
ニャー
二人の目の前を猫が横切る。
「･･･今日はここまでだ。今後も私と連絡をとるのは難しい。だからお前は大人しく見ていなさい。ナベリウスにとって最良の魔界をこの兄が創造するさまを。」
＿＿
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ヒヨコ(プロフ) - SATUKIさん» 初コメありがとうございます！！ そう言って頂いて嬉しい限りです🙇 こまめに更新とはいきませんが、最新刊が出るごとに必ず更新しますので、応援よろしくお願いします😊😊 (2月27日 2時) (
レス) id: 86aab71ae2 (このIDを非表示/違反報告)
SATUKI - 初コメ失礼します！昨日この作品を見つけさせていただき今さっき、最新話まで読み終わったところなので感想を書かさせていただきました！めちゃめちゃ好みの作品なので、よかったら最新刊が出たらまた書いてくださると嬉しいです！素敵な作品をありがとうございました! (2月23日 18時) (レス) @page46 id: 4bb6778033 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ゴリゴリ楽しみにしときます！！ (10月21日 0時) (レス) @page36 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 寝子／猫さん» お楽しみに😎 (10月17日 12時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ､､､もしやミアちゃん､､､いい子やったんか！！大丈夫や！きっと作者がなんらかの手を使って倒してくれるはずや！！(？？？？) (10月17日 2時) (レス) @page30 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年10月4日 15時
